
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | R | H | E |
同 志 社 | 1 | 7 | 2 | 4 | 14 | 14 | 1 |
大阪公立大 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 | 6 | 0 |
第57回春季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)4回戦
4月27日、大阪公立大学中百舌鳥キャンパスで第57回春季関西学生ソフトボールリーグ戦対大阪公立大戦が行われた。同志社は14-4で圧勝。開幕からの連勝を4に伸ばし、関西王座奪還へ向けて勢いを加速させた。
初回、いきなり打線が火を噴く。先頭の藤井(スポ3)が中三塁打でチャンスを演出。続く高橋(商3)の進塁打で先制点をもぎ取った。しかしその裏、先発の高橋が先頭打者に中本塁打を浴び、同点に追いつかれる。さらに、4番打者にも一発を許し、あっという間にリードを失う苦しい立ち上がりとなった。

それでも、同志社は動じなかった。2回、1死から高井(理工3)の中安打で出塁すると、再び藤井の右三塁打で同点に。その後、高橋の中安打で勝ち越し点を奪うと、四球と安打で畳みかける。さらに、山本(商4)から左越えの豪快な本塁打が飛び出し、大きな歓声が上がった。この回一挙7得点。打順一巡の猛攻で、嫌なムードを吹き飛ばす、見事な逆転劇を起こした。

攻撃の手は止まらない。3回にも着実に2点を追加した。4回には高井の右三塁打を皮切りに、さらに得点を重ねていく。大きくリードを広げても、選手たちは油断することなく、それぞれの役割を果たし続けた。

打撃陣に応えるべく、投手陣も奮闘した。3回からはルーキーの松崎(スポ1)がマウンドへ。「自分が活躍したいと思って、マウンドに上がった」(松崎)。落ち着いた投球で無失点に抑え、堂々の公式戦デビューを飾った。さらに打席でも、レフトへ転がす一打で公式戦初安打を記録。投打にわたる活躍で、存在感を示した。

4回裏には、制球の乱れにより2点を失うものの、「まだまだ成長できる部分を見つけることができた」(松崎)と前向きな姿勢を見せる。新人らしからぬ力強さで、最少失点で切り抜け、チームの勝利に大きく貢献した。
わずか4回で14安打14得点と打線が爆発。一丸となって大阪公立大を突き放し、リーグ戦4連勝を達成した。目指すは、関西王座奪還。その瞬間は、確実に近づいている。(文責・撮影:中務桜々子)
スタメン
1 藤井(三)
2 高橋(投)
3 西(左)
4 上野(捕)
5 山本(右)
6 大西(一)
7 高井(中)
8 辻(遊)
9 牧(二)
バッテリー
高橋、松崎ー上野