サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】FAカップ初戦で敗れ、天皇杯出場逃す

 4月26日、たけびしスタジアム京都で京都FAカップ2025第30回京都サッカー選手権決勝大会が行われた。同志社はおこしやす京都ACと対戦し、1-5で敗北。3年ぶりとなる天皇杯出場への切符を奪取することはできなかった。

 スタメンには、GK波多野(スポ4)、DFに平田翔(法2)、久保田(商4)、MFに鈴木良(法4)、安井(政策4)、前田(スポ4)、鹿取(商4)、小野(経3)、羽田野(法2)、室(文情4)、FWに野頼(法3)が起用された。

スタメン写真

 前半2分、相手のCK(コーナーキック)が2度続くも、波多野の好セーブで得点は許さない。その後パスカットから再びシュートに持っていかれ、完全に流れを掌握されてしまう。同15分、ゴール前でもたついた守備を見せた隙を突かれて先制点を許す。同29分にもDF陣が必死に弾いた球がこぼれ、それを拾った相手がシュート。見事にゴールラインを割り、あっさりと2得点目を献上した。

 同志社の選手たちも必死に反撃の糸口を探すが、全く掴むことができない。数少ないシュート機会をものにできず、噛み合わないプレーが目立つ。同39には、ドリブルでかわしゴール前まで進んだ相手を防ぎきれなかった。右足を振り抜き、放った球は3得点目となる。前半で3失点を喫し、同志社に不穏な空気が立ちこめた。

 後半に入ると前半の巻き返しを狙い奮闘する。同12分には3枚替えを行い、布陣を大きく変更。突き放された点差を縮めるべく、気持ちを入れ直した。同23分、室から鹿取へ、同25分には野頼から鹿取へボールがつながりシュート。しかしボールはポストに弾かれた。その後も何度かチャンスが訪れるが、なかなか得点につなげることができない。

ボールを見つめる平田翔

 試合終了間際の同45分には鹿取のCKから平田翔が頭で合わせシュート。ボールはゴールに収まり、意地を見せた同志社が1点を返した。残された時間はAT(アディショナルタイム)の4分間。同3分には、ペナルティエリア内でファールを取られ、PKを献上。試合終了間際に追加点を許し、1-5で試合を終えた。

悔しがる鹿取

 この結果により、天皇杯への出場権獲得を逃した。しかし下を向いている暇はない。まだまだ続くリーグ戦や関西選手権に向け、気持ちを切り替えさらに鍛錬を積む。(村川愛実、大橋楓子)

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