アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】チーム新記録打ち出し勝利果たす

女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦第4戦

 4月27日、関西大学養心館屋上アーチェリー場(大阪府)で女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦の第4戦が行われた。出場メンバーは1的関根(スポ4)、2的林(スポ2)、3的岩田(社1)、4的江口(商2)、5的鈴木(スポ3)、MC 福岡(スポ3)、MC 河合(理工3)。関大に合計点数2015-1916で華麗な勝利を手にした。
 リーグ戦最後のアウェー戦が始まった。関根、鈴木、林が同志社を引っ張りチーム新記録を達成。関大の第3戦対関学戦の点数は1926点であり、同志社にせまる勢いであった。今大会はその心配を裏腹に「認識しながら、でもちゃんとその慢心しない合うように打った」(関根)と堂々たる姿勢を見せた。

プレーを終えた関根

 女子は50㍍ラウンド、30㍍ラウンドでそれぞれ3射を12回繰り返し、5名中上位3名の点数で競い合う。関大のアーチェリー場は屋上に位置するため、同志社レンジの山に囲まれた場所と異なる点が多い。最も危惧するべきは矢を翻弄する風。「チームワークが抜群で、ホームでもアウェーでも変わらないのがいいところ」(石田コーチ)。和気藹々と試合が開始され、50㍍ラウンジで魅せたのは鈴木。50㍍でのスコアを333点まで伸ばすと冷静に的中心まで射抜く。立ち上がりから10点を多数獲得し、30金を二度達成。「違う場所で打てるのが楽しみ」(鈴木)。積み上げてきた経験と自信でテンポの変わらない安定したパフォーマンスを披露した。関根は途中思い描く点数を引き出せず苦い顔見せる。しかしXを打ち抜くと同時に調子が上昇。「とにかく緊張してしまっていた」(関根)。974-905で試合を折り返した。

振り返る江口

 30㍍ラウンドでは5名全員が30金を獲得。その中でも最終エンドに叩き出したのは公式戦初出場の岩田だ。「ずっと29点ばかりだったので期待に応えられてよかった」(岩田)。これからの活躍に目が離せない。
 4連勝目を見事に飾ったアーチェリー部女子。第5戦を残し、チーム新記録を樹立した。流れに乗った彼女たちは止められない。次は対関学戦。再び同志社レンジに戻りさらなる高みを目指す。(青山由菜)

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