令和7年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

　5月25日、わかさスタジアム京都で2025年関西学生野球連盟春季リーグ戦第7節対立命大2回戦が行われた。

　伝統の同立戦で先発マウンドを託されたのはエースの橋本裕(商4)。初回は三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。しかし二回裏、右中間を抜かれた一打をきっかけに、リズムを崩した。1死二塁の場面で四球とエラーが重なり、貴重な先制点を献上。さらに三回裏に中堅への二塁打を打たれる。後続を断って一度は落ち着きを取り戻したものの、再び安打を許して追加点を奪われた。

　相手の流れを断ち切りたい同志社は、4回表に反撃の糸口をつかむ。先頭打者の堀内(法4)が粘り強く四球を選び出塁。中森(法4)のゴロで1死二塁とし、4番打者・知念(文情4)が左前打で好機を広げた。続く齊藤(法1)の内野ゴロの間に1点を返し、1点差に詰め寄った。

　橋本裕が5回まで粘投を見せたが、6回裏に死球と安打でピンチを招く。1死一、三塁から三塁方向へのゴロの間に1点を失い、再びリードを広げられた。8回裏、同志社は投手を財原(スポ4)にスイッチ。財原が無失点でつなぐも、最後の9回にも打線はなかなか得点圏に走者を進められない。好機を作れず凡打が続き、最後まで追加点を奪えずに試合終了。宿敵の立命大に悔しい敗戦を喫した。

　粘りを見せながらもあと一歩及ばなかった一戦。「現状で向こうに比べてミスも多かったし、秋に向けて反省するべき試合だと思う」(堀内)。翌日に控える第2戦に向け、ナインは雪辱を誓った。　

(文責・シンウンス、撮影・青山由菜、シンウンス)

スタメン

(一)大井9

(二)堀内4

(三)中森7

(四)知念3

(五)齊藤5

(六)影山6

(七)牧原8

(八)坂2

(九)橋本裕1

バッテリー

(同志社)橋本裕、財原―坂

(立命大)遠藤、高橋―西野　

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