サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】関西選手権2連覇を懸け、好スタートを切った

第54回関西学生サッカー選手権大会

 6月8日、京都産業大学神山競技場で第54回関西学生サッカー選手権大会3回戦が行われた。同志社は芦屋大と対戦。2-0で勝利し、着実に4回戦へと駒を進めた。

 スタメンには、GK祓川 (社4)、DFに鈴木良(法4)、鈴木陽(経1)、吹田(スポ2)、鈴木琉(スポ2)、MFに馬場啓(文情4)、小野(経3)、仲田 (神2)、山崎 (商4)、FWに鹿取(商4)、野頼(法3)が起用された。

スタメン写真

 試合は同志社ボールでスタートした。入リーグ戦とは異なり、負けたら終わりの1発勝負の今大会。前半は、相手の徹底した守備を崩すことができずに難しい時間が続いた。同22分には、相手に一瞬の隙を突かれ抜け出されるも、DF陣の落ち着いたプレーが光る。何度かいい形でシュートまで持ち込んだが、ネットを揺らすことはなく0-0で試合を折り返した。

 後半は同志社が主導権を握る。好機は演出するものの、なかなか得点につなげることができない。同15分には河野(スポ2)が山崎と交代し、FWとして試合に加わった。得点が動いたのはそのわずか2分後。河野の足を思い切り振り抜く力強いシュートで均衡を破った(1-0)。「決め切ることができてよかった」(河野)。先制点を獲得した同志社は、さらに勢いづいた。

笑顔を見せる左・河野、鈴木琉

 その後も追加点奪取に向けて攻撃を仕掛ける。同28分には仲田に代わり、初出場の安田(経1)がピッチに立った。細かいステップのダブルタッチでPA内に侵入する活躍を見せ、存在感を発揮。チームに勢いをもたらした。

ボールを運ぶ安田

 その後、ファールを取られたが、GK祓川の好セーブで得点を許さない。同43分、相手GKが前に出て、ゴールが空いていた隙を見逃さず、野頼が冷静にシュート。試合終了間際に追加点を挙げ、芦屋大をさらに引き離した。残された時間、相手に得点の機会を与えることなく2-0で試合が終了。4回戦進出を決めた。

 次週はベスト8を懸け、京都橘大と対戦する。「最初の山が京都橘大戦だと思うので、しっかりと準備して勝てるようにやっていきたい」(望月監督)。総理大臣杯出場への切符を勝ち取るため、選手たちはこれからも日々鍛錬を積む。(村川愛実、大橋楓子)

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