硬式野球部
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【硬式野球部】夢の球宴で5選手が躍動!

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
阪神大学野球連盟選抜 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 7 0
関西学生野球連盟選抜 0 0 2 0 0 1 1 0 X 4 10 0

第32回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦

6月20日から22日にかけて、わかさスタジアム京都にて第32回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦が開催された。関西学生野球連盟選抜チームは全3試合を戦い抜き、3位で終幕。同志社からは5名の選手が選出され、夢の舞台を駆け回った。

同志社が所属する関西学生野球連盟選抜チームには、6チームから計29人の選手が選出された。同志社からは投手の本田(商4)、橋本裕(商4)、捕手の坂(法4)、内野手の堀内(法4)、知念(文情4)の計5名が出場。普段はライバル同士しのぎを削る他大学の選手たちと同じユニフォームを着用し、ともに戦った。

毎年開催されるこの球宴。関西に存在する5つの大学野球連盟代表チームがトーナメントで競い合い、優勝連盟には秋季リーグ戦終了後に行われる明治神宮大会関西地区代表決定戦のシード権が与えられる。いわば神宮への近道を懸けた争いであり、各連盟の主力選手同士がリーグ戦同様熱いプレーを披露。関西学生野球連盟は、初戦こそ7―6で阪神大学野球連盟を下したものの、翌日の準決勝で近畿学生野球連盟に1―8と完敗を喫しシード権獲得とはならず。それでも3位決定戦では底力を見せ、再び阪神大学野球連盟に4―2で勝利。3位で今大会を締めくくった。

同志社の選手たちも各所で輝きを放った。本田は2試合でリリーフ登板し、無失点に抑える好投を披露。また準決勝対近畿学生野球連盟戦では橋本裕―坂が先発バッテリーを務め、息の合った連係で試合を盛り立てた。春の同立戦最終戦で右脚の靱帯を損傷していた知念は、けがの影響でスタメン出場はなかったが代打として夢の舞台に出場。堀内は3位決定戦で2番・セカンドとしてスタメンに名を連ね、同志社勢で唯一安打を放った。

多くの選手と交流し、夢の舞台を楽しんだ選手たち。これから控える夏のオフ期間、またその先の秋季リーグ戦に向けて様々なことを吸収できる貴重な機会となった。(文責:黒田周良、撮影:矢部彩香、若松晏衣、久岡悠斗、シンウンス、髙橋舞衣、青山由菜)

 

【試合後一問一答】

準決勝でマスクを被った坂

〇坂

――3日間のオールスターはどうでしたか

いろんな人たちと交流できて楽しかったです。

――スタメン出場した準々決勝でのプレーを振り返って

全然他の選手と比べると自分の力の差とか痛感したので、秋リーグに向けてあと2か月ちょいですけど、もっと頑張らないといけないなっていう風に思いました。

――チームの雰囲気は

みんなほんまに明るくて、野球のうまい選手ばっかりなので、めっちゃ楽しかったし、いい人たちが多かったんで、それもすごく良かったです。

――仲良くなった選手は

特に誰とかっていうよりかは、やっぱり高校も一緒なんで、野間(近大)も仲良かったですけど、他のみんなとかも結構仲良くなりました。

――どんなことを話した?

キャッチャーのみんなは特に一緒の時間が多かったので、喋ることも多かったですけど、配球のこととか、ピッチャーのこととか、どんな練習してるかとか、いろんなことを話すことができました。

――普段あまり関わらない選手たちのプレーは

各リーグのトップの選手がいっぱい集まっていたんで、打ち出したら止まらなかったりとか、そういった部分で力を持ってるなってすごく感じましたし、秋はリーグ優勝しても、ああいうチームと戦って勝たないと神宮に行けないので、そういった部分ではやっぱりチームの力不足だとか色々感じるところはありました。

――学びにつながったと感じること

野球の試合とかよりも事前の準備だとか、アップのこととか、キャッチボールのこととか、色々野球のほんとのプレー以外の部分とかもすごく大事にしてる選手も多かったので、そういった部分ではすごく勉強になりました。

――チームに持って帰りたいこと

ほんとにみんな一丸となってやってるチームでしたし、関学は試合出てる選手が多かったんで、そういった部分でいろんな情報を共有したりとか好きなこと話したりだったりとか、そういった部分はすごくチームワークをすごく感じました。

 

代打として2打席に立った知念

〇知念

――3日間のオールスターはどうでしたか

僕はけがしてるのもあって超ノンプレッシャーで、もうお祭り気分でめちゃくちゃふざけてました。

――自身のプレーを振り返って

正直思い出作りなんですけど、あんなに観客入ってるなら打ちたかったっていうのが本音。2打席も立たせてもらったんで満足かなと思います。

――けがの影響について

それが今も響いてて、走れないです。でもこのお祭りに参加したすぎて、行けますって言ってやってた結果、全然行けてなかった。

――チームの雰囲気は

キャプテンの野間を中心にもうふざけてふざけまくってる集団なんで、めちゃくちゃ楽しくいい雰囲気でできました。

――他大学で仲良くなった選手は

野間。マジでめちゃくちゃ仲良くなりました。僕のこと後ろ姿見ただけで分かるって言ってくれます。マブです。

――普段あまり関わらない選手たちのプレーは

いや、めちゃくちゃすごいなと思って。それこそ関西学生がレベル高いと思ってたんですけど、そんなこと全然ないな、どこのリーグもやっぱレベル上がってんなっていう風に感じました。関西選手権はほんまに頑張らないといけないと思います。

――学びにつながったと感じること

特にないっすね!(笑)本当に雰囲気がお祭りって感じで、何も吸収しようというのが僕の中に特になかったんですけど、でも関学のチームワークの良さがすごくて、めっちゃ仲良くて、みんな。やっぱりチームになった時の強さっていうのはめちゃくちゃ感じました。

――チームに持って帰りたいこと

本当会話が多かったんで、僕らも会話を増やしてお互いを知ることからまず始めていこうかなっていう風に思います。

――秋までの期間の目標

まずはマジで怪我を治す。フルで動けるようにするのと、打率4割、ホームラン5本という目標があるんで、それに向けてやっぱウエイトと、あと技術向上を毎日やっていきたいと思います。

 

安打を放ち塁上でパフォーマンスを見せた堀内

〇堀内

――3日間のオールスターはどうでしたか

短い間やったんですけど、ほんとにみんなで楽しく、関西学生の代表としていい経験っていうのができたのかなと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

周りのみんなのレベルが高くて、一緒に食らいついてやっていけたんで、そこは良かったのかなと思いますし、この代表チームで刺激を受けたんで、秋に向けてしっかりやっていきたいなと思いました。

――チームの雰囲気は

1人1人が優しいというか、話しやすくて、本当にいいチームというか、自分たち同志社のチームにないような非常にいいチームだった。それを同志社でもしっかり生かしていきたいなと。

――普段あまり関わらない選手たちのプレーは

各連盟の1番うまい選手が集まってたので、自分のチームもそうですし、対戦したチームを見てても本当に刺激を受けたので、いい機会をもらったのかなと思いました。

――他大学で仲良くなった選手

他の連盟の選手とかは高校の同級生とか結構いたのでその選手とかも話しましたし、同じチームでは結構みんなと仲良くなりました。話してたことはしょうもないことなんですけど、別に他愛もない会話をしながら一緒に戦ってました。

――学びにつながったと感じること

野球のプロはもちろんなんですけど、それ以上に人というか人間性の部分で、野球だけじゃなくて人間性がいい選手ばっかりだったんで、そこは自分も見習うべきかなと思いました。

――チームに持って帰りたいこと

技術もそうなんですけど、まずはチームのとしての、人としての関わりっていうところがまず1つの自分たちが秋優勝するための要因になると思う。そこをしっかり持ち帰って。あとは自分がこの経験をしっかり生かして、チームの先頭に立って引っ張っていきたいなと思ってます。

――秋までの期間の目標

暑くてきつい練習になるとは思うんですけど、チーム一丸となってきつい練習を耐え抜いた先にほんとにいいことが待ってると思うので、それをしっかり頭に置いて、1日1日を無駄にせずに頑張っていきたいなと思います。

 

準決勝で先発を務めた橋本裕

〇橋本裕

――3日間のオールスターを振り返って

いつもだったらライバルでやってるんですけど、結構みんなと仲良くなれて嬉しかったです。

――ご自身のプレーを振り返って

僕の投げた試合は負けちゃったんですけど、4回0失点でいけて、最後満塁で渡しちゃったんですけど、自分が出来ることは全部出来たかなと思います。

――チームの雰囲気は

みんな仲良くなっていって、3日目が1番みんなで声出しあって、結構良い雰囲気で出来たと思います。

――他の連盟の選手たちのプレーを見て

やっぱりみんな上手いんで。ピッチャーも球が速かったりとか、すごい変化球投げたりとか、いい刺激にはなりましたね。

――仲良くなった選手は

ピッチャーだったら宮原(近大)とか荒谷(関大)とか、ピッチャーはみんな仲良くなったかなと思います。野手で言ったら下井田(関大)とか、そこらへんが結構話しかけてくれました。

ーーどんなことを話した?

下井田は自分から打ててないんで、それをいじったりとか(笑)。それくらいですね。

――学びにつながったと感じること

みんなそれぞれちゃんとルーティンがあったりとか、やる事があったりするので、そういうのを参考にしながら次から出来たら、チームにも伝えていけたらと思います。

――秋までの期間の目標

優勝したいんですけど、自分が投げた試合は全部勝ちたいなというのはあります。

 

2試合でリリーフ登板した本田

〇本田

――3日間のオールスターはどうでしたか

中々一緒にやることの無いメンバーとすごい貴重な時間を過ごせましたし、プライベートも野球面もレベルの高い人達ばっかりなので、そういう面では勉強になるようなことが沢山ありました。

――ご自身のプレーを振り返って

昨日と一昨日出させてもらって、なんとか要所要所締めていけたので、自分のピッチングは出来たのかなと思います。

――チームの雰囲気は

キャプテン中心に、最初は遠慮してる所もあったと思うんですけど、段々段々チーム力を発揮して、凄くいいチームになったと思います。

――阪神と近畿、普段関わらない連盟のプレーを見て

関西でレベルの高い、同じピッチャーとして、レベルの高いピッチャーもいっぱいいましたし、そういう部分では見習わないといけないところがあるなと感じました。

――他のチームで仲良くなった選手は

同じチームやと、結構ピッチャーと特に話すことが多かったので、色んなこと聞いたり、ウエイトトレーニングとかを一緒にやって、そういう話で盛り上がったりしましたね。

――学びにつながったと感じること

キャッチボールひとつにしても、キャッチボールする前から色んな準備する人がいて、こういう準備する人もいるんだとか。自分の今まで知ってる知識がより広がったという感覚はあります。

――チームに持って帰りたいこと

みんなやっぱり野球を楽しんでるというか、そういう部分で見習うとこもありますし、一つ一つ丁寧だなというのも思ったり、特にピッチャーに関しては。そういう部分は持って帰ってやっていきたいと思います。

――秋までの期間の目標

同志社として春は4位で終わってしまったので、秋しっかり勝ちきれるようにしたいと思います。

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