陸上ホッケー部(女子)
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【陸上ホッケー部女子】関東2位に健闘

第44回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西交流戦

 7月10日、立命館OICフィールド(大阪府)にて第44回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西交流戦が行われた。同志社は春季リーグ関東2位である駿河台大と対戦し、0-7で大敗で喫した。

 2部リーグ優勝を果たし、2012年ぶりに王座決定戦出場を果たした。「あまり緊張せずに、挑戦心をもって思いきりプレーしていきたい」(佐伯・スポ4)。格上の相手に全員で立ち向かった。

 同志社のセンターパスから試合開始。駿河台大の順調につながるパスになかなか追いつけず、主導権を握られ続ける。7分、同志社の反則でPC(ペナルティコーナー)を献上したが、キーパーが好セーブを見せた。自陣で守備の時間が長くなるも、堅固なディフェンスで得点を防ぎ、無失点で終えた。

ボールを守る岡本(商3)

 続く第2Q開始早々、同志社がパスを繋ぎサークル内に攻め込む。しかし、ドリブルカットでシュートを阻止された。そのままハーフラインを越えられると、3分にディフェンスの隙を狙ってゴールを決められる。5分にはPCを防いだものの、9分に再びPC。一度はセーブしたもののセカンドシュートを決められ追加点を挙げられ、0-2で前半を折り返した。

PCをチームで守る

 「チャンスをものにしたい」と気持ちを引き締め果敢に立ち向かう後半戦。開始5分、本日5度目のPCでまたもや失点。中村(スポ1)がドリブルで上がると、近藤(政策3)にパスを送る。流れに乗った同志社を止めることはできず、グリーンカードから2分間の退場に追いやった。有利な状況を作り上げ、下坂(同女2)や岡本を筆頭に敵陣で攻める。しかし何度もディフェンスに防がれ、得点にはならなかった。9分、駿河台大が勢いに乗りサークル内に攻め入ると、反則からPS(ペナルティストローク)を与える。冷静に決め切られ、0-4で第3Qを終えた。

ボールを運ぶ下坂

 せめて1点は取りたい最終Q。駿河台大が主導権を握る展開は変わらない。2分、速攻に出られるとゴール前で数的不利な状況を作られ、冷静な判断でシュートを決められた。続く3分にPCを献上。失点を抑えたい場面だったが、止めることはできなかった。交代が多くできる駿河台大に対し、同志社はギリギリの人数。全員がフル出場を余儀なくされ、体力の限界を感じていた。その隙を狙われ、10分にはゴール前のこぼれ球を押し込まれた(0-7)。体力を振り絞り、1分に待望のPCを獲得。作戦を練り、力強くボールを放ったがキーパーに弾かれ、無得点に終わった。「1点を取れなかったのは悔しかったんですけど、レベルの高いチームに対して最後まで粘り強くデフェンスできたことや戦いきれたことは良かった」(佐伯)。

 「この結果を悲観的に捉えず、吸収して入れ替え戦の糧にしたい」と主将は次を見据える。この敗北を活かし、1部昇格を目指せ。(河村柚希)

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