
第57回西日本大学女子ソフトボール選手権大会
8月3日、熊野市防災公園野球場(三重県)において、第57回西日本学生女子ソフトボール選手権大会が行われた。この日は九州共立大、立命大と対戦。ダブルヘッダー1戦目の九州共立大に1点も与えず勝利したものの、続く対立命大戦では0-3で敗れ、西日本インカレを終えた。

初戦の相手は九州共立大。先発は前日からの連投となった櫻田が務めた。3回まで打者9人で抑える上々の立ち上がりを見せる。拮抗(きっこう)した展開の中、先に流れをつかんだのは同志社。3回表、好調の伊藤(商3)が打席に立つ。三遊間を抜ける安打で出塁すると、続く関の適時打で先制点を奪った(1-0)。

4回表、再び1死三塁の絶好機をつくり出す。ここで1年生の村田が三遊間を破る適時打を放ち、貴重な追加点を獲得(2-0)。 さらに加藤(商1)の安打で村田が生還し、点差を3点に広げた(3-0)。4回裏、同志社の投手交代。バトンを受けた入口(社4)が2イニング連続三者凡退に抑える好投を見せた。最終回は鈴木(スポ2)が登板。出塁を許すも、連続三振で試合を締めくくる。投打がかみ合った同志社は3-0で勝利を収めた。
続く対立命大戦。先発を任されたのは1戦目と同様、櫻田だった。しかし1回から先頭打者に内野安打を許し、1死二、三塁のピンチを迎える。相手打線につかまり、今大会初めて先制点を与えた(0-2)。その後3回表、同志社の失策が重なり再びピンチを招く。無死一、二塁の場面で相手の攻撃を止められず、追加点を献上(0-3)。流れを引き寄せたい同志社だったが、相手の堅実な守備と力強い投球に阻まれ、なかなか得点機をつくれなかった。

一方、2回からマウンドに上がった林は、安定感のある投球を披露した。失策による失点はあったものの、自責点はゼロ。攻撃的な相手打線を封じ込めた。しかし、同志社の打線は力を発揮できず、最後まで得点を挙げることができなかった。結果は0-3で敗北。惜しくも西日本インカレの戦いを終えた。
ここで終わりではなく、インカレで再起をかける。「インカレも負けたら終わりなので、絶対に勝ちます」(大久保・スポ4)。悔しさを胸に、もう一度勝負の舞台へ。(シンウンス)
【スターティングメンバー】
〈対九州共立大戦〉
1関(三)
2江濱(中)
3日紫喜(遊)
4妹尾(左)
5村田(ニ)
6中谷(一)
7加藤(DP)
8田中(右)
9伊藤(捕)
【バッテリー】
櫻田-伊藤
〈対立命大戦〉
1関(三)
2江濱(中)
3日紫喜(遊)
4妹尾(左)
5村田(ニ)
6中谷(一)
7加藤(DP)
8田中(右)
9伊藤(捕)
【バッテリー】
櫻田-伊藤