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【水泳部】男女共にインカレを決めた

第99回関西学生選手権水泳競技大会

 8月2日〜4日に、第99回関西学生選手権水泳競技大会が大阪プールで行われた。高嶋(スポ2)が100㍍バタフライで優勝した他、岡本(心理1)が初のカンカレで2種目で表彰台入りするなど、チームとして男子が4位、女子が6位で全国への挑戦権を獲得した。

 初日は個人競技で5名が決勝に進出し、好調な滑り出しを披露。高嶋は男子50㍍自由形に出場し、2位で表彰台に登り、2年連続の表彰台入りを果たした。

自由形を泳ぐ岡本

 また、女子400㍍自由形に出場した岡本は、自己ベストを0秒75更新して準優勝。「しっかりと目標を達成できて、とても嬉しい。この良い流れを維持できるように、これからも練習に励んでいきたい」(岡本)と語り、さらなる向上を誓った。

 さらに、初日の最終種目となった男子400㍍フリーリレーでは、関学大との接戦を制し見事2位。アンカーを務めた長島(経4)は「得点配分が大きい種目で無事結果を残せてよかった」と安堵の言葉を口にした。

ガッツポーズを見せる高嶋

 昨日に続き、メダルを狙う高嶋は100㍍バタフライに登場。予選では力強い泳ぎを見せつけ、4位で通過する。そして迎えた決勝レースでは前半を3位で折り返すも、後半に大きくタイムを伸ばし、見事1位に輝いた。優勝の喜びをあらわにした。

男子200㍍自由形には、洲﨑(経2)、若杉(商3)、長島(経4)が出場。長島が3位で本選へと駒を進めると、決勝レースでは、1分50秒73と自己ベストを更新し、銅メダルを獲得した。

 男子4×100㍍メドレーリレーには、洲﨑、徳野(神1)、高嶋、長島が出場した。6位でアンカーの長島につなぐと、そこから怒涛の追い上げを見せ、最後は4位でゴール。表彰台入りを果たすことはできなかったものの、長島からは大きなガッツポーズが飛び出した。

 3日目には個人競技で4選手が決勝に進出。100㍍自由形に登場した長島は51秒32を記録し、全体2位で予選を通過した。昨年この種目を6位で終え、なんとしてでも表彰台入りを果たしたい長島。スタートから好調な泳ぎ出しで見事3位入賞を果たした。

同志社を掲げる(左から)長島・洲﨑・金田(経1)・根倉

 熱戦を繰り広げたカンカレの最終種目を飾ったのが男子4×200㍍フリーリレー。同志社からは長島、洲﨑、金田、根倉が出場した。スタートからデットヒートを繰り広げる。全体3位で最終泳者に回ると直後を泳ぐ大体大との一騎打ちとなる。メダルがかかる局面で会場の盛り上がりが最高超に達する中、0秒36の差で惜しくも4位で今大会を終えた。

 連日の猛暑の中、1ヶ月後に迫るインカレへの切符をかけ3日間の熱戦を繰り広げた水泳部。総合順位男子が4位、女子が6位でインカレ出場を決めた。今大会を通じて成長と課題を見つけた今大会。「強豪再建」への第一歩を踏み出し、来月東京で行われる全国の舞台で「紫上最強」のチームを体現する。

(撮影・文責:内川穂波、奥谷陽菜、近藤真子)

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