
第35回関西学生ラクロスリーグ戦
7月15日、第35回関西学生ラクロスリーグ第3戦が鶴見緑地(大阪)にて行われた。同志社は神大と対戦。最後まで一進一退の攻防が続いたが、惜しくも敗北を喫した。
「関西戦制覇という目標に近づき、勢いに乗るため勝たなければいけない」(森田・経4)という思いで挑んだ今試合。
始まった第1Q。開始4分で先制点を許してしまうと、その後はなかなか反撃の糸口が見つからない時間が続いた。しかし残り5分、23番宇野(生命4)からのパスを受け取った41番松井(商4)が鋭いシュートを決めることに成功。1-1の同点で第1Qを終えた。

点差を広げたい第2Q。わずか開始1分、相手にゴール前でボールを回され2点目を決められる。しかし開始5分、同志社も食らいつく。22番東田(商4)が一対一の形を作り出し、シュートを決め、再び試合を振り出しに戻した。その後も果敢に攻めるが、追加点を挙げることはできず、2ー2でハーフタイムへ。
「全員で勝ち切ろう」(森田)と士気をあげ臨んだ第3Q。開始直後から16番森田の好セーブが飛び出す。すると2分、7番内海(理工3)からパスを受けた41番松井がゴール裏で相手をかわし、シュートを決めこの試合初めてリードをつかんだ。追加点を決めたい8分。4番岡本(政策4)のパスを受けた79番平野(理工4)がゴール右からシュートを放ち、リードを広げた。しかし、直後のスタートから相手に競り負け、そのまま1点差に追いつかれる。その後も1点を返され、勝負の行方は最終Qに持ち込まれた。

開幕から3連勝がかかる最終Q。開始直後に相手に得点を許す。1点ビハインドで迎えた開始4分22番東田(商4)のパスから41番松井が再びチームを同点に導くシュートを決めた。このまま流れをつかみたい同志社。しかし、14分に相手に決勝弾を決められ5-6でこのリーグ初の黒星を喫した。

強豪相手に激闘の末、敗れた男子ラクロス部。「もう次から1戦も落とせない。必ず全員で勝ち切りたい」(森田)。創部初の関西制覇に向け、調整を続ける。
(文責:奥谷陽菜、宮本芽衣、撮影:奥谷陽菜、近藤真子)