
令和7年度第65回西日本バドミントン選手権大会
9月4日、令和7年度第65回西日本バドミントン選手権大会団体戦が北九州市立総合体育館(福岡県)で開催された。この日は準決勝と決勝が開催。昨日、準々決勝で関大を制したチームは準決勝で前回大会の覇者・龍谷大との対戦が行われた。

いいスタートを切りたい同志社の先陣を切ったのは尾形。これまで多くの勝ち星をもたらしてきた3年生に期待が集まった。第1セットでは龍谷大の小林を前に思い通りのプレーができない。このセットを9-21で落としてしまう。
それでも第2セットでは真価を発揮。連続ポイントで流れを引き寄せると一時リードを奪う展開となる。しかし、経験豊富な相手を前に足が止まると、最後は19-21で惜しくも敗北。悔しい敗戦となった。

第2シングルスに選ばれたのは主将・梅田。「流れをつかみきれず終わってしまった」と自身の試合内容に悔しさをにじませた。第1セットでは6-21で敗北すると、第2セットでも不完全燃焼に終わる。ベンチからの応援に応えることはできなかった。

後がない同志社は、看板ペアである東・田中がコートへ。昨年のインカレで準優勝を果たした中出・田邉ペアとの対戦が行われた。試合は序盤から相手ペースで展開。息の合った連係に苦戦し、第1セットを献上してしまう。続く第2セットは序盤から東・田中ペアが主導権を握る。しかし、相手の試合巧者ぶりを前に対応することができなかった。最後は突き離され、14-21で敗戦。ここに同志社の敗北が決定した。
「隙があるかないかというところが1番の差だと思う」(梅田)。昨日の試合で実力を痛感した梅田組。大会はまだ続くが、それぞれが強豪相手にリベンジを目指す。(久岡悠斗)
【試合結果】
尾形(スポ3)★0(9-21、19-21)2龍谷大
梅田(スポ4)★0(6-21、10-21)2龍谷大
東(商4)、田中(スポ3)★0(13-21、14-21)2龍谷大
計 同志社大学 0-3 龍谷大学