ラグビー部
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【ラグビー部】Aリーグ初戦を白星で飾った

2025 ムロオ関西大学ラグビーAリーグ

【本日のスタメン】

1.前田(スポ3)2.浦松(スポ1)3.小西(法4)4.中谷(法2)5.林慶(スポ4)6.山田虎(法4)7.土肥祥(法4)8.西本(社会1)9.田中(法3)10.徳山(経2)11.ファイアラガ(社3)12.立川(社4)13.森岡(商3)14.上嶋(スポ3)15.隅田(法2)

猛進する立川

 9月14日、東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドで2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第1節が行われた。同志社は近大相手に29-12で勝利を納め、4年ぶりに開幕戦で白星を飾った。
 

ゲインする西本


 近大のキックオフで試合がスタートすると、序盤はセットプレーでのミスが目立ち自陣深くに迫られる。前半6分、近大がラインアウトを獲得。そこから防御網を突破され、先制トライを許した(0-5)。しかし、同志社も反撃に出る。同21分、マイボールラインアウトから強靭(きょうじん)な体で肉弾戦を制し、モールでトライを奪取(7-5)。このトライで流れをつかむと、同志社がさらに攻め立てる。同25分、森岡がタックルで相手からボールを奪取し、パスを受けた上嶋が持ち味の瞬足を活かし追加点を奪った(12-5)。「相手のミスボールを森岡がパスしてくれて後は置くだけだった」(上嶋)。リードを広げ主導権を掌握したと思われたが、近大も一筋縄ではいかない。同28分、同志社が反則を取られると、相手のキックで自陣への侵入を許す。直後の同29分、近大のラインアウトからそのままモールで押し込まれトライを献上(12-12)。試合は再び振り出しに戻った。しかし、その後敵トライゾーン付近までボールを運びチャンスを作るが、得点機を逃し同点で前半を折り返した。

トライゾーンに飛び込んだ上嶋と喜ぶ選手たち

 勝ち越したい後半戦だったが、序盤から規律の乱れが目立つ。「自分たちのブレークダウンのスピードがまだまだなので次戦までに修正したい」(林慶)。自陣深くで激しい攻防戦が展開されピンチに陥るが、相手の反則を誘発。BK陣が巧みにボールをつなぎ陣地を拡大し、ピンチを乗り切った。すると後半28分、近大の反則で得たスクラムからボールをつなぎ立川が左中間を駆け抜けトライを獲得(19-12)。「最後フォワードも体を当てて繋げてくれたゴールだったのでしっかり取りきることができてよかった」(立川)。このトライを皮切りに、同34分にはファイアラガのビックゲインから相手の反則を誘うと、同志社はPG(ペナルティゴール)を選択。大島(スポ4)のキックがゴールに吸い込まれ、徐々に点差を広げる(22-12)。後がない近大は攻めに全力を注ぐがFW陣の粘り強い守備が光り、試合終盤の近大の攻撃を防いだ。同41分にもラインアウトモールから荒川駿(法3)がトライゾーンに飛び込み、ノーサイドの笛が響き渡った(29-12)。

ラインアウトでボールを獲得する中谷


 4年ぶりの開幕戦を白星で飾った紺グレ戦士たち。菅平合宿で得た課題を克服し、勝ち切った。次戦は春季トーナメントで敗北を喫した関学大との一戦だ。「春に関学相手にやられてしまったので次の試合はやり返したい」(石田・法4)。リベンジマッチとなる関学大戦を前に選手たちの目には闘志が燃えていた。(文責・ 大木陽登、撮影・岡本和香、奥谷陽菜、西川有人)

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