軟式野球部
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【軟式野球部】秋季リーグ折り返しを見事な逆転で勝ち切る

TEAM R H E
関学大
同志社 X

2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ

 9月18日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は関学大と対戦。関学大の先発投手に苦戦し、数少ないチャンスで一本が出ず無得点が続く。しかし、8回裏に投手が交代した場面で一挙4得点を奪い、劇的な逆転勝利を収めた。

 先発を務めたのは鈴木(経3)。初回に四球で出塁を許したランナーを、捕逸によりホームに返してしまう。先制点を奪われたが、鈴木は落ち着いていた。その後は安定したピッチングで関学打線を6回まで三者凡退に抑える。

先発の鈴木

 反撃したい同志社だが、なかなか攻撃の糸口をつかめず序盤3回をヒット1本に抑えられた。4回裏、相手の悪送球により中川(商3)が出塁すると、栗原(商2)が四球を選び得点圏にランナーを進める。続く大和(経3)のレフトフライの際に中川がタッチアップを決め、2死一、三塁のチャンスを作るも得点につなげることはできなかった。

 守備から流れを変えたい同志社は5回表、四球で出したランナーの二盗を大和の好送球で封じた。その裏の攻撃では、先頭バッターの岡本(商3)がチーム2本目となるヒットで出塁。犠打とニゴロの間に三塁まで進み、二度目の好機をつかむも無得点に終わった。

 6回表、鈴木は打者三人を打たせて抑える。1点が欲しい6回の裏。2死の場面で、大和が四球を選び、出塁する。直後、相手ピッチャーの暴投で二塁へ進むも、ヒットが出ず、残塁に終わった。

 7回表、先発の鈴木に変わり、谷村(経3)が継投。しかし、ヒットや四球を許し、降板。捕手の大和がマウンドに上がる。無死二、三塁の場面で4番との勝負。ツーボールからタイムリーを放たれ、追加点を許した。

継投の大和


 1番から始まる8回の攻撃。先頭の田中(商2)が右安打を放ち出塁。直後、2番代打の奥(政策3)の打球をサードがエラーし、ランナーが進塁。続く中川の打ったファーストゴロを相手投手が悪送球し、二塁走者が生還。1-2と点差を縮める。さらに2死満塁の場面で7番岡本が死球を受け、押し出しで2-2。ついに同点に追いつく。勢い止まらず、8番和田(経3)の打席。追い込まれるも、粘った末に左適時二塁打を放ち、2点追加。4-2となり、逆転に成功した。「緩い球が真ん中気味に来たから思いきり振った」(和田)。

ガッツポーズをする田中
笑顔を見せる和田


 9回表、投手の大和は相手打線を三者凡退に抑え、試合終了。「秋季リーグ後半も、1試合1試合、挑戦者の気持ちで戦っていきたい」(大和)。次戦は因縁の相手である関大との試合。春リーグと前回の試合で味わった悔しさをチーム一丸となって全力でぶつけていく。

(文責・内藤美紀、藤本大次郎、撮影・近藤真子、内藤美紀、藤本大次郎)

(一) 田中 9

(二) 河村 8

(三) 中川 5

(四) 栗原 7

(五) 大和 2

(六) 吉田 D

(七) 岡本 3

(八) 和田 4

(九) 檜山 6

P 鈴木

バッテリー

(関学大) 戎ー西村、有村  久保ー有村

(同志社)鈴木、谷村ー大和 大和ー石井

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