バドミントン部
HEADLINE

【バドミントン部女子】強敵龍谷大に敗北喫した

令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月18日、令和7年度関西バドミントン秋季リーグ戦が和歌山ビッグウエーブで開催された。大会3日目となったこの日の対戦相手は西の強豪龍谷大だ。同志社からは東(商4)、梅田(スポ4)、田中(スポ3)、高本(心理1)、向井(商1)が出場。果敢に立ち向かうが、2-3で敗北を喫した。

 第1シングルスに登場したのは高本。第1ゲームは相手にペースを握られる。前後左右に振りながら応戦するも12-21でこのゲームを献上した。第2ゲームは、相手のミスが重なりながらなんとか得点を獲得。怖気付く事なくストレートのコースに打ち込むなど攻めの姿勢だけでなく、コート外を見極める冷静さも際立った高本。しかし、実力者の壁は高く、惜しくも敗れた。

試合終わりの高本

 第2シングルスの池田。「自分のシングルスで一本チームに貢献するという気持ちでコートに入った」(池田)。第1ゲームはラリー戦に持ち込み、粘り強く食らいつく。相手右前に落ちるスマッシュを放ち、相手を自由自在に動かす。一点を争う攻防を展開するも及ばず、21-15でゲームを落とした。第2ゲームは素早いシャトルに太刀打ちできず、一挙5得点を献上する。冷静な判断でコート外のシャトルを見送り、なんとか得点を挙げた。長いラリーを展開する中、クロスのコースにスマッシュを打ち込むも決め切れない。果敢な攻めの姿勢を見せ続けるが、相手を打ち崩すこと叶わず敗北した。

 後がなくなり、迎えた第1ダブルス。互いのペアである尾形(スポ3)、坪井(神1)の体調不良の影響で急遽組んだ梅田・向井ペアが挑んだ。運命の第1ゲーム。序盤は梅田の隙をついたショットが冴えわたり、リードを奪う。しかし調子を上げてきた相手ペアが巧みな攻撃を仕掛けてくる。懸命にシャトルを追うがこのゲームを献上した。第2ゲームは連係がうまく取ることができず、空いたスペースにシャトルを打ち込まれる。5-11と劣勢な状況で折り返した。追い上げたい梅田・向井ペア。しかし思うように攻撃を仕掛けることができず、徐々に点差が開いていく。最後は浮いたシャトルを捉えられ、ストレート負けを喫した。

攻撃する(左から)梅田、向井

 1勝を挙げたい同志社。エースダブルスである東・田中ペアがコートに立った。東の隙をついたネット際のショットが決まり、得点を積み重ねていく。この日初めてリードした状態でインターバルを迎えた。折り返した後も二人の勢いは止まらない。相手に反撃の隙を与えず、21-11で第1ゲームをものにした。続く第2ゲーム。田中の鋭角に決まるスマッシュが決まり、優位に試合を進めた。2人はコートを縦横無尽に動き回り、正確にレシーブする。瞬く間にリードを広げた。最後は田中が相手右前にシャトルを落とし、ゲームセット。21-12で初勝利をもたらした。

構える(左から)田中、東

 第3シングルスには梅田が登場。序盤は梅田の巧みなショットで相手を圧倒するもミスが増え、逆転を許す。しかし持ち前のスマッシュで5連続得点を挙げる。怒涛(どとう)の追い上げで第1ゲームを奪った。一つでも多く勝利をつかみたい梅田の第2ゲーム。追い上げを許し11-8と追う展開で試合を折り返す。17-20とマッチポイントを相手に握られた。しかしここで終わらないのが梅田だ。ネット前にシャトルを落とし、相手を翻弄(ほんろう)。ミスを誘い、デュースに持ち込んだ。「強い気持ちで臨んだ」(梅田)。そのまま逃げ切り、23-21でストレート勝ちを収めた。

サーブする梅田

 勝ち星を手にすることは叶わなかったが、おのおのが健闘した龍谷大戦。「やれることをやってしっかり2戦勝ち切りたい」(梅田)。上位リーグでさらなる高みを目指す。(文責・青山由菜、若松晏衣、撮影・馬場美奈帆)

【試合結果】

高本(心理1)★0(12-21、11-21)2龍谷大

池田(スポ1)★0(15-21、12-21)2龍谷大

梅田(スポ4)、向井(商1)★0(17-21、9-21)2龍谷大

東(商4)、田中(スポ3)☆2(21-11、21-12)0龍谷大

梅田(スポ4)☆2(21-19、23-21)0龍谷大

計同志社大学2-3龍谷大学

ページ上部へ