
令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会
9月20日、立命館大学大阪いばらきキャンパスで令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会4日目は立命大と対戦。難敵相手に善戦するも、2-3で惜しくも競り負けた。
第1シングルスは池田(スポ1)。第1ゲームは劣勢を強いられた。ラリー戦を制することができず、連続得点を次々に献上。このゲームを5得点に抑えられた。巻き返しを図りたい第2ゲーム。第1ゲームとは一転、縦横無尽にコートを動き回り、粘り強くシャトルに食らいつく。リードを奪うものの、シャトルがネットにかかるなどミスを誘発され、7連続得点を献上。追い上げ叶わず16-21で痛い敗戦となった。
第2シングルスには秋リーグで好調を維持する主将、梅田(スポ4)が登場。第1ゲームは序盤こそ追いかける展開となったが、巧みなショットを武器に徐々に点差を詰めていく。そのまま逃げ切り、21-19でこのゲームをものにした。第2ゲームも勢いは止まらない。11-3で試合を折り返すと、その後も安定感のある戦いぶりを披露。ストレート勝ちを収め、ゲームカウントをイーブンに戻した。

第1ダブルスは東(商4)・田中(スポ3)ペア。第1ゲームは思うようにシャトルをコントロールすることができず、苦戦を強いられる。11-21でこのゲームを落とし、続く第2ゲーム。序盤は相手リードで試合が進んだが、二人の連係が一層強くなり、逆転した。隙を見て相手コートに強烈なシャトルを打ち込み、ライン際の判断も冴えわたる。21-17で制し、勝負の行方は第3ゲームに託された。一進一退の攻防を繰り広げるも、一枚上手だったのは相手ペア。低空戦に持ち込まれ、ネット際のミスを誘発された。二人の持ち味でもあるスマッシュやプッシュといった攻撃手段を封じられ、反撃することができない。16-21で落とし、惜敗を喫した。

勝利への望みをつなぐべく、迎えた第2ダブルス。向井(商1)・坪井(神1)ペアがコートに立った。第1ゲームは相手ペアのペースで試合が進む。正確に決まるショットに対応することができず、17-21でゲームを落とした。しかし、二人はここでは終わらない。第2ゲームはリードを広げられてもすぐに追いつき、簡単に主導権を渡さなかった。すると、流れは向井・坪井ペアへ。懸命にシャトルを追い、空いた隙にシャトルを叩き込む。21-17で第3ゲームに持ち込んだ。互いに点数を取り合い、このゲームで開いた点差は最大3点。拮抗した状態から抜け出したのは向井・坪井ペアだった。ベンチからの仲間の声援も力に試合終盤、攻撃を畳みかける。21-17で白星を飾った。

運命の第3シングルスは尾形(スポ3)に託された。第1ゲームは調子が上がらず、追いかける展開に。思うようなショットを放つことができず、点差が開いていった。15-21でこのゲームを献上し、負けられない第2ゲーム。しかし、試合開始直後に7連続得点を奪われ、苦しい戦いが続いた。果敢に攻めるも流れを持ち込むことができない。奮闘するも一歩及ばず、17-21で痛い敗戦となった。

難敵立命大相手に熱戦を繰り広げたものの、勝負所を制することができず敗北を喫した。今日は関学大との3位決定戦が行われる。秋リーグも残り1戦。梅田組として有終の美を飾るべく、最後までチーム一丸となり勝利を目指す。(文責・若松晏衣、撮影・青山由菜)
【試合結果】
池田(スポ1)★0(5-21、16-21)2立命大
梅田(スポ4)☆2(21-19、21-8)0立命大
東(商4)、田中(スポ3)★1(11-21、21-17、16-21)2立命大
向井(商1)、坪井(神1)☆2(17-21、21-17、21-17)1立命大
尾形(スポ3)★0(15-21、17-21)2立命大
計同志社大学2-3立命館大学