ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】大差つけ勝利

関西学生ハンドボール秋季リーグ戦

 関西学生ハンドボール秋季リーグ戦が大阪体育大(大阪府)で行われた。相手は立命大。前半は19-6と大差をつけ、試合は34-25で終了。前戦に引き続き白星を掴んだ。

「全体通して気を引き締めて最後まで全力で戦い抜きたい」(榎本・スポ4)。同立戦への強い意気込みと覚悟を持って立命大との試合に臨んだ。

ディフェンスをする選手

 先制点を献上するも、その後同志社は試合を優位に進める。前半11分、今谷(スポ4)の力強いシュートを決めると篠原(スポ3)も続く。勢いに乗った同志社は前半21分から脅威の連続10得点を奪取。立命大のディフェンスを崩し、確実に点を決めていった。華麗なパス回しで相手を翻弄すると、ディフェンスからのオフェンスという理想的なプレーを発揮。なかでも矢田(スポ4)が一際、輝きを放った。同25分、パスカットを成功させると仲間にパスを送る。そして最後は自分で速攻につなげ、2年生ながらに実力を大いに示した。さらには、同28.29分と2得点連続でロングシュートを放つ。圧巻のプレーでコートを駆け抜けた。終始、リードを守った同志社は19-6と大差をつけ後半へ。
後半戦は大きくメンバーチェンジを行い挑んだ。「連戦が重なってくると、全体的に体力勝負になってくる」(榎本・スポ4)。キーパー兼主将の榎本もベンチで仲間を見守る。開始早々立て続けに連続4得点を献上。前半で守り抜いた大差に安心しつつも気を抜けない状態が続いた。

シュートを放つ(川野スポ4)

 しかし、流れを変えたのは鎌倉(社3)。同9分に速攻で点を決め取り返す。素早いパス回しでシュートのチャンスを演出。サイドスローや、相手の隙をつくステップシュートで得点に成功し勢いにのった。中盤になり早い試合展開となるも固い守備で守り抜き、オフェンスだけでなくディフェンス面でも魅せる。攻守が激しく入れ替わる攻防戦が続くも、ベンチからの応援や励ましで主導権を守りきった。後半に連続5得点を許し、反撃されたが前半からの大差をあいまり、34-24で試合終了の音が鳴り響いた。

 試合前のアップや全員が勝利への意識を高めたことが勝ちに繋がった。次戦の相手は西日本王者の強豪・大体大。「この後の試合は全部春リーグは自分たちより上位のチームなので、ここがもう1回踏ん張りどころだと思います。全体通して気を引き締めて、最後まで全力で戦い抜きたい」と主将の榎本は既に前を見据えている。今試合で得た経験を糧に、残りの3戦も死力を尽くせ。(文責:小野里律子、撮影:玉川宗二郎)

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