ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】難敵相手に健闘するも敗北

関西学生ハンドボール秋季リーグ戦

 関西学生ハンドボール秋季リーグ戦が田辺中央体育館(京都府)で行われた。相手は強豪・西日本王者の大体大。格上相手に健闘し、必死に食らいつくも大差をつけられ15-46で敗北を喫した。

シュートを決める今谷

 試合を動かしたのは大体大。勢いのあるオフェンスで開始早々、実力に圧倒された。それでも同志社は粘り強いディフェンスで応戦。同3分、今谷(スポ4)のステップシュートにより軌道の修正を試みる。さらには同24分にも葛谷(スポ3)からラストパスを受け取った山道(スポ4)が速攻でシュートを放った。しかしそれでも相手の勢いが途絶えることはない。少しでも差を縮めるべく、敵陣へ走る同志社。相手の華麗なパス回しと堅固なディフェンスに翻弄されるも諦めることなく少しずつ点差を縮めていき10-19で前半を終えた。

パスをだす山道

 なんとか巻き返しを図りたい同志社。しかし、現実は甘くなかった。相手の勢いは加速一方で開始早々、連続12得点を献上。苦しい時間が続く中、巧みなパス回しで攻める敵に対して前に出る屈強なディフェンスで応戦した。そんな中、重苦しい空気を一新させたのは篠原(スポ3)。相手ディフェンスの隙をつき、サイドシュートを決めようやく悪い流れを断ち切った。だが、大体大の猛攻を最後まで止めることができず後半はわずか6得点に留まり、15-46で大敗に終わった。

 圧倒的王者に健闘した同志社は最後まで諦めることなく着実に得点を重ねた。試合後、主将の榎本は「結構まだまだできてない部分っていうのが多くあったなっていうので、やっぱり反省というか改善というかで得た収穫の方が大きかった」と前向きな姿勢を見せた。大敗を喫したものの、チームにとってのさまざまな収穫を得た今大会。「気を緩めずに、しっかりと勝ち切れるようにしっかり対策して望みたい」(榎本スポ4)。秋リーグも残り2戦。勝利への強い信念を胸に、同志社らしいプレーを見せつけてくれ。(文責:小野里律子、撮影:玉川宗二郎)

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