
令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会
9月21日、立命館大学大阪いばらきキャンパスで令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会最終日は関学大と対戦。3-2で競り勝ち、3位入賞を果たした。
第1シングルスは山本(政策2)。第1ゲームは開始直後、5連続得点で幸先のいいスタートを切るも徐々に点差が縮まり、インターバル後に逆転を許す。それでも攻めの姿勢は崩さなかった。ラリーで粘り、甘く上がった球を仕留める。21-17でこのゲームを奪うと、第2ゲームも流れを渡さない。一定のリードを保ち、21-17で拮抗した試合を制した。

第2シングルスは熊木(商2)がコートに立った。互いに1ゲームずつ取り合い、迎えた第3ゲーム。連続得点を献上し、追う展開に。守りに回され、劣勢を強いられた。6-11で試合を折り返すと、その後も点差は開いていく。関学大エースの勢いを止めることができず、敗北を喫した。
第1ダブルスは小畑(理工3)・山本ペアが臨んだ。第1ゲームを落とし、続く第2ゲーム。リードを許し追いかける展開となったが、小畑が怒涛(どとう)の6連続得点を挙げ、逆転する。そのまま逃げ切り、ファイナルゲームにもつれ込んだ。しかし、序盤からネットミスなどが絡み、得点を献上。懸命にシャトルを追うも、開いた点差を縮めることができず、痛い敗戦となった。
勝利へ望みをつなぐべく、負けられない第2ダブルス。熊木・大森ペアが登場した。抜群のコンビネーションで第1ゲームを取るものの、調子を上げてきた相手ペアに第2ゲームを奪われる。運命の第3ゲーム。互いに点数を取り合い、実力伯仲の戦いを見せる。ここで均衡を破ったのは熊木・大森ペア。攻撃を畳みかけ、正確にライン際の判断もする。一時、相手に詰め寄られるもリードを守り切り、貴重な勝利を挙げた。

3位入賞へ、第3シングルスを託されたのは吉田(文情3)。「最後は絶対賞状を獲るぞと気持ちで入った」(吉田)。第1ゲームは点数の取り合いとなったが、吉田が一定のリードを保ち続け、試合を優位に進めた。21-17でこのゲームを取ると、第2ゲームも主導権を握る。仲間の思いも胸にシャトルにくらいつき、コートの上で躍動。気迫のプレーで相手主将の意地もはねのけ、同志社の勝利を決めた。

「春リーグ負けた相手に勝ちに行った結果なのでよかった」(小關・文情3)。関学大に敗北し、6位に終わった春リーグから大きく順位を上げ、3位に輝いた。一つの目標を達成し、大きな飛躍を見せたバドミントン部男子。今秋の結果を弾みに、さらなる高みへ歩みを進める。(若松晏衣)
【試合結果】
山本(政策2)☆2(21-17、21-17)0関学大
熊木(商2)★1(18-21、21-17、10-21)2関学大
小畑(理工3)、山本(政策2)★1(18-21、21-18、16-21)2関学大
熊木(商2)、大森(スポ1)☆2(21-12、14-21、21-19)1関学大
吉田(文情3)☆2(21-17、21-14)0関学大
計同志社大学3-2関西学院大学