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【ヨット部】山﨑・北東艇がスナイプ級優勝果たし総合3連覇!

日建・レンタコムカップ第33回全日本学生女子ヨット選手権大会

 9月21日~23日、葉山港沖(神奈川県)にて日建・レンタコムカップ第33回全日本学生女子ヨット選手権大会が行われた。同志社からは470級から3艇、スナイプ級から2艇の合計5艇が出場。同志社は470級から後藤(商4)・田原(社4)艇が準優勝、スナイプ級から山﨑(商4)・北東(商2)艇が優勝を果たした。加えて総合優勝を果たし大会3連覇の快挙を達成。470級では出口(社3)・関端(心理3)艇が5位に入賞し、スナイプ級では江見(法4)・髙橋(文2)/濱田(政策2)艇も5位に入賞した。

江見・髙橋/濱田艇

 大会1日目は予定時間通りに出艇し、11時頃にレースが開始されるも風が振れたため、ノーレースとなった。12時頃にレースが再開すると、早くも1レース目から470級の後藤・田原艇が2位、占部(スポ1)・文(政策2)艇が3位でゴール。好調な滑り出しを見せた。続く2レース、3レースでも後藤・田原艇が抜群の安定感で5位をキープ。3レース終了時点で早大に次ぐ2位につき1日目を終えた。スナイプ級では、2艇どちらも好レースを展開する。中でも、過去2度の優勝経験がある山﨑と昨年の準優勝に大きく貢献した北東艇が3レース全てで1位でトップホーンを鳴らした。江見・濱田艇も3レースを1桁以内でゴール。1日目終了時点で山﨑・北東艇が首位、江見・濱田艇が4位となった。

同志社の選手たち

 2日目は10:30頃に4レース目がスタートし、合計4レースを実施。470級では、3レース目まで全て1位の早大を抜き、後藤・田原艇が1位に輝いた。その後6.7レースでは2位と3位を安定的に維持。最終日の1レースを残して暫定2位で早大との差を3点に持ち込み、運命の最終日へ望みを繋いだ。スナイプ級では山﨑・北東艇が2日目も圧倒的強さを見せる。行われた4レース全てで1位でゴールし、パーフェクトを達成。7レース全てで1位に輝いたことにより、最終日の1レースを残してスナイプ級優勝を確定させた。「初めての経験だったのでとても嬉しかった」(山﨑)。スナイプ級の優勝に加えて、470級の後藤・田原艇をはじめとする他のペアの尽力もあり、同志社の総合優勝も2日目終了時点で確定。目標の470級優勝とスナイプ級優勝、総合優勝の完全優勝まであと一歩だ。

後藤・田原艇

 3日目は風の振れの激しい中、1レースを実施。「最後は自分たちが前走らないと絶対に勝てないっていう状況だったので、ベストを尽くすっていうこと話した」(後藤)。厳しいコンディションの中、早大と470級の後藤・田原艇が熾烈(しれつ)な戦いを見せる。風が振れる中、安定して風を味方につけるも早大に次ぐ2位でフィニッシュ。後藤・田原艇が総合2位、出口・関端艇が5位、そして占部・文艇が10位でレースを終えた。スナイプ級は山﨑・北東艇が優勝、江見・髙橋/濱田艇が5位入賞。おのおのが真価を発揮し、同志社として総合優勝という輝かしい結果で今大会は幕を下ろした。

スナイプ級優勝の山﨑・北東艇

 3日間で計8レースが成立。普段練習を行う琵琶湖と異なる葉山の海で、練習の成果を発揮し総合3連覇を成し遂げた。目標の完全優勝には一歩及ばなかったものの、総合優勝を果たし確かな実力を天下に知らしめたヨット部。11月には江ノ島インカレが控えている。「課題点をもっと極めつつ、11月のインカレではもう男子とも混ざって戦うのでそれに向けてフィジカル強化していく」(山﨑)。総合6連覇を狙う早大から王者の冠を奪うべく、プライドを懸けて挑め。(文責・堀早槻、撮影・大木陽登、小倉茉奈)

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