ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】あと一歩届かずタイブレークで惜敗

第56回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦
 9月27日、園田学園大学において第56回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。粘る攻撃でタイブレークへ突入する粘りを見せたが、惜しくも勝利を逃し1-2で敗北を喫した。

 試合は序盤から緊迫した投手戦となった。1回裏、先頭打者の関(スポ3)がライトへヒットを打ち出塁する。内野ゴロが重なり2死三塁のチャンスを作るが、制球の良い相手ピッチャーに三振を取られ、無得点に終わる。

先発の鈴木(スポ2)

 2回表、6番打者にヒットを打たれるも伊藤(商3)が盗塁を刺し1死をとり、後続を打ち取り順調に2死となる。しかし、失策で出塁を許すと続く9番打者に一、二塁間を抜ける当たりを打たれ、さらにカバーミスが重なり走者が生還。「先制点を取られたことが勝敗に響いてしまった」(鈴木)。痛恨の先制点を許した(0-1)。

 3回表、先頭打者を四球で出塁させると続く打者にも安打を許して無死一、二塁。さらに犠打で走者を進められ一死二、三塁のピンチを招く。ここは勝負を避け、申告敬遠を選択。緊迫した場面で鈴木が力投を見せ、この回を無失点で切り抜けた。

 両者一歩も譲らない展開が続く中、7回裏に同志社が反撃に出る。先頭の村田(商1)がライト前ヒットを放ち出塁すると、続く田中(法4)がバントを決め1死二塁の好機を演出。さらに加藤(商1)がレフト前ヒットを放ち、1死一、三塁のチャンスとなる。代打で起用された中村(社1)がセカンドゴロで、試合を繋ぐチーム初得点を獲得した(1-1)。「今日の1番良かったところは、1年生の連打が得点に繋がったところ。1年生たち自身の自信にもなったと思う」(大久保・スポ4)。逆転には至らないものの、1年生を中心としたバッティングで試合をタイブレークへと進める。

活躍を見せた加藤

ハイタッチをする左・田中、右・中村

 タイブレークとなった8回表、内野ゴロでランナーを進められる。3番打者をセカンドゴロに打ち取るも、バックホームでのエラーで勝負を左右する追加点を決められる(1-2)。8回裏、思うように打線が繋がらず、無得点のまま試合は終了。立命大に1-2で敗北した。

 7回裏で同点に追いつきタイブレークへ進む白熱した展開となったが、勝利には一歩及ばなかった。「これ以上負けると入れ替え戦の可能性が高い。絶対に負けられないので全員で勝ちに行く」(大久保)。残り全勝を目指してチーム一丸となって試合に臨む。(文責・小林はなか、撮影・馬場美奈帆)

【スターティングメンバー】
1関(三)
2江濱(右)
3日紫喜(遊)
4妹尾(左)
5村田(二)
6田中(中)
7加藤(DP)
8大久保(一)
9伊藤(捕) 

【バッテリー】
鈴木-伊藤

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