ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】最終節で白星飾る

第35回関西学生ラクロスリーグ戦

 9月28日、第35回関西学生ラクロスリーグ第6戦が大阪経済大学摂津キャンパスで行われた。同志社は大経大と対戦。序盤に得点を重ねるも、中盤には苦しい時間帯が続く。最後は1点のリードを守り抜き、5-4と辛勝。リーグ戦最終戦を白星で飾った。

 第1Q2分半、ゴール前でボールを回すと、齊藤(法3)が力強く振り抜いたショットが決まり、先制点をもぎ取る。10分、ゴール裏で冷静にチャンスを伺っていた桐山(政策3)が切り込んできた平野(理工4)にパス。そのまま平野がクイックシュートを放ち、巧みな連係プレーで2点目を奪取した。華麗なプレーに同志社ベンチも大いに沸き、チームはさらに勢いを加速させていく。その1分後にはドロー後のルーズボールを拾った岡田(社2)がゴール前へと切り込み、待ち構えていた平野(理工4)へとパスを通す。平野はこの日2本目となるシュートを落ち着いて決め、3-0と好調な立ち上がりで第1Qを終えた。

ショットを放つ東田

 迎えた第2Q、開始早々に魅せたのは東田(商4)。持ち前のパワーを活かし、豪快なショットでゴールネットを揺らす。しかしここからは試合の流れが一変。7分半、相手に一瞬の隙を突かれ失点を許すと、勢いは徐々に大経大へと傾く。その2分後には再びゴールを許し、点差はわずか2点に。このまま守りきりたい同志社だったが、第2Q終了間際にも大経大の鋭いショットを放たれ、ついに1点差まで詰め寄られる。そして4-3で試合はハーフタイムを迎えた。

キャリーする齊藤(法3)

 点差を広げたい第3Q。開始直後に失点するも、開始3分に松井(商4)が魅せた。相手の隙をつきゴール真横からショットを放ち逆転。中盤には、ゴーリー森田(経4)の好セーブも飛び出し同志社は勢いに乗る。そして開始9分、相手陣地で粘り強くボールを回し続け、最後は内海が左サイドからの低めのシュートを決めた。しかし、残り3分半に堅い守りを破られ、得点を献上。6-5で第3Qを終え、勝負の行方は最終Qへ。

相手を交わす松井

 勝ち切りたい第4Q。序盤は森田の好セーブが幾度も飛び出すも、拮抗(きっこう)した試合展開に。しかし開始9分に相手にシュートを放たれ均衡を破られる。点数は再び同点となり、追加点を先に奪いたい同志社。そして残り分4に貴重な追加点を奪った。平野がシュートを放つも弾き返されたが、ゴール前にいた梶崎(文3)がこぼれ球を拾いそのままシュートしたのだ。その後は攻め込まれる場面もあったが強固なディフェンスでゴール前へと突破させない。試合終了のホイッスルが鳴り響き、7-6で白星を挙げた。

 激闘を制し白星を飾った森田組。リーグ戦は今試合が最終節で、チームにとっては悔しいシーズンとなった。それでも、「順位としては低い順位になってまったが、自分たちの技術とかは上位のチームにも劣っていなかったと思う」(森田)と主将はリーグ戦を振り返った。入れ替え戦への出場の可能性もある同志社。だがその時はチームの真価を示し、1部リーグの舞台を守り抜くに違いない。

(文責・近藤真子、益野瑛真、撮影・津田花音)

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