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【バレーボール部女子】ストレート勝ちで4連勝収める

RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦 

 9月28日にRIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦、対滋賀短大戦が行われた。これまで3連勝を上げ勢いに乗る同志社。2部昇格を目標に掲げている今リーグも中盤戦に差し掛かかる中、今試合もその勢いを緩めることなくセットカウント3-0で4連勝を収めた。 
  互いに一歩も譲らないラリーから始まった第1セット。#9陶原(GC1)の相手の意表をついたフェイントで先制点を獲得すると、同志社は順調な立ち上がりを見せた。#12谷口(経2)の安定感のあるレシーブはどんな攻撃も逃さず、自分たちの得点に繋げる。#14長井(法2)、#2岡本(社4)、#1八木(法4)などが立て続けに強烈なスパイクを決め、相手を圧倒した。相手に得点する隙を与えず、序盤から主導権を握り続けた。そのまま同志社の勢いは衰えず、25-9と大きな点差をつけて第1セットを奪った。 

サーブを打つ陶原

 このまま勢いに乗りたい第2セット。先制点を奪うも、第1セットとはうってかわり両者拮抗(きっこう)の展開に。全体的に長いラリーが目立ったものの、谷口を筆頭に安定したレシーブを見せ、陣形を崩さない。中盤には岡本や#3岡田(スポ2)のスパイクで得点を重ねた。4連続失点した後、相手のサーブミスにより先に20点台に乗せた同志社。相手の強硬なブロックに苦しみながらも、終盤には八木がレフトからの強烈なクロススパイクを決め、主将としての意地を見せる。その後相手に3連続得点を許し2点差まで追いつかれたが、陶原の力強いスパイクで悪い流れを断ち切り、その勢いのまま25-22で第2セットをものにした。

アタックする岡田

 ストレート勝ちを目指す第3セット。第1、2セットに続き長いラリーが続く中、ブロックアウトや敵陣の隙を狙ったフェイントなどで果敢に攻め続けた。終盤に突入する局面で#11犬伏(生命1)、#18岩口(社1)が登場するも、中々点差を開くことができない。先に20点台に乗せたが、焦りが現れトスとアタックが噛み合わないミスで失点する。そんな中、精神的にも追い詰められる長いラリーの末、岡本がセンターからの鋭いストレートスパイクを決めて会場を沸かせた。「ミドルブロッカーの自分が打てるってことはそのレシーブを繋いでくれた人たちがいるってことなので、その部分にしっかり感謝しつつ、決定率100%を目指して取り組んでいる」(岡本)。その日頃の高い意識が結実した一打だった。その後同点に追いつかれるも25-23で接戦を制し、セットカウント3-0で勝利を飾った。 

喜ぶ選手たち

 折り返しの一戦も堂々のストレート勝利で4連勝を収めた八木組。「メンバーチェンジが続いた時に、ちょっとした連携ミスや甘さが出てしまった。そこでしっかり3セットで取り切れたのは自分たちの成長かなと思う」(八木)。最終戦へ弾みをつける同志社の快進撃はまだまだ止まらない。次節も終始リードを保ち勝利を掴み取れ。 
(文責・段上あかり、撮影・樋口莉沙)

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