
2025年度関西大学女子バスケットボールリーグ戦
9月28日にびわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県)にて、2025年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は森ノ宮医療大と対戦。結果は65-77で敗北を喫した。
第1Q開始1分、先制点を取ったのは森ノ宮医療大。しかし、直後に小島(スポ4)の速攻が成功し、森ノ宮医療大に流れを渡さない。同3分、徳永(スポ1)がミドルシュート、加藤(同女3)が3ポイントシュートを沈める(9-4)。このままの勢いに乗りたい同女だったが、相手のオールコートディフェンスに苦戦。パスをカットされ、速攻を決められてしまう。しかし粘り強くプレーを続け、残り6秒、小栗(商3)がシュートを決め、15-18で第1Qを終えた。

僅差で迎えた第2Q。森ノ宮医療大の力強いオフェンスに押され、同女は得点できない苦しい展開が続く。防戦一方かと思われたが、開始4分、相手の裏をかいた小島が相坂(政策1)からパスを受け取り得点。同7分には、小栗が正面から相手を押し込み、レイアップを決めることに成功した(25-35)。小栗の得点で勢いに乗った同女は、残り1分、10点差を4点差まで縮める(31-35)。その後、得点されたものの、最後まで食らい付き、33-39で前半を折り返した。

迎えた第3Q。森ノ宮医療大のオールコートディフェンスによるプレッシャーはより激しくなり、同女は開始からミスを重ねる。「自分たちのずっと弱いところは、前からディフェンス来られたときの運びの部分」(小島)。追いつくことができないままリードを広げられ、開始5分にタイムアウトへ(35-48)。しかし、このタイムアウトでリズムを取り戻した同女は、残り4分から怒涛の追い上げを見せる。主に相坂が攻撃の軸となり、一気に14得点を奪って49-53で最終Qへ進んだ。

第4Q開始早々、加藤が3ポイントシュート、相坂がインサイドで得点を重ねる。しかし、相手も連続で3ポイントシュートを決め、思うように追いつくことができない。開始3分、小島がシュートを沈め、ついに得点を並べることに成功(59-59)。このまま逆転したい同女だったが、森ノ宮医療大のインサイドに切り込むプレーと3ポイントシュートに守備を乱される。最後は相手の猛攻に苦しみ、77-65で試合を終えた。
主将の小島は「やろうとしていることが噛み合わないことが多かったので、もう1度話し合って、次の2試合に備えたい」と次戦への意欲を見せた。1週間後に待ち構えるのは、Aリーグ1位通過の桃山学院大との対戦。浮き彫りとなった課題を修正し、上位リーグ戦初勝利を掴み取れ。