軟式野球部
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【軟式野球部】立命大から昨春以来となる白星を挙げた!

TEAM R H E
立命大
同志社 X

2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ

 9月30日、寝屋川公園球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。初回に打線がつながり、先制点を獲得すると、3回には本塁打が飛び出し、追加点を獲得する。中盤に失点を許すも、1点のリードを最後まで守り切り、立命大相手に勝利を収めた。

 球場を埋め尽くす観客の熱気に包まれながら迎えた運命の同立戦。先発のマウンドを託されたのは鈴木(経3)。先頭に四球を与える立ち上がりとなるも、その後は落ち着いた投球でアウトを重ねる。最後は中飛で締め、重圧のかかる初回を無失点で抑えた。

先発の鈴木

 その裏、同志社の攻撃が火を噴く。1番田中(商2)が初球から果敢にバットを振り抜くと、鋭い打球がセンター前へと抜ける。続く中川(商3)のバントで走者を進めると、打席には栗原(商2)。インコースのスライダーを捉えると、打球はライト方向へ。その間に走者はホームへと生還。「最高の気分だった」(栗原)。難敵相手に待望の先制点を獲得した。

ガッツポーズを見せる栗原

 勢いそのままに、3回裏にはまたしても田中が魅せる。迎えた4球目、インコース寄りの直球を完璧に捉えた打球は放物線を描きながらライトスタンドへ。田中は大きく拳を突き上げながらダイヤモンドを駆け抜けた。「シンプルにびっくりしたし、めちゃくちゃ嬉しかった」(田中)と公式戦初となる本塁打に喜びを爆発させた。

笑顔でハイタッチする田中

 5回表、四球で出塁を許した8番、9番に続き、右安打を浴び2死満塁とピンチを迎える。続く打者にも押し出し四球を与え、1点を献上。しかしその後は味方の好守備に救われ、最少失点でこの場をしのいだ。

 7回からは鈴木に代わり大和(経3)がマウンドへ。冷静なピッチングで相手の反撃を封じ、スコアボードに0を刻む。1点リードのまま迎えた最終回。先頭に左安打を許すも、その後落ち着いた守備で2死一塁と追い込む。最後は打ちあがったフライをライトが確実にキャッチし、試合は終了。2-1で立命大相手に昨春ぶりの白星を挙げた。

マウンドで喜びを噛み締める大和

 「なんとしてでも次も勝てるように頑張りたい」(大和)。本日の試合に勝利をした時点で秋季リーグ戦の優勝が決定する。春の悔しさを糧に本日の試合でも必ず白星を挙げ、全国への切符を掴み取ってくれ。(文責・近藤真子、撮影・藤本大次郎、内藤美紀)

(一) 田中 9

(二) 中川 5

(三) 栗原 7

(四) 岡本 3

(五) 石井 D

(六) 和田 4

(七) 大和 2

(八) 河村 8

(九) 檜山 6

P 鈴木

バッテリー

(立命大) 杉本、田口ー長内

(同志社) 鈴木ー大和 大和ー石井

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