軟式野球部
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【軟式野球部】秋季リーグ戦で、昨春ぶりの優勝果たした!

TEAM R H E
同志社
立命大

2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ

 10月1日、寝屋川公園球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は立命大と対戦。中盤までは両チームスコアボードに0を並べるも、7回に打線がつながり一挙に4点を獲得した。その後相手に猛追を受けるも、最後まで守り切り勝利。同志社は秋季リーグ戦で7年ぶりに優勝し、全国大会への切符を手にした。

 初回、同志社は2番中川(商3)が左二塁打を放ち、チャンスメイク。しかし、打線がつながらず無得点に終わった。その裏、先発を務めた鈴木(経3)が二つの三振を含む好投を見せ、三者凡退に抑える。

先発の鈴木

 流れを引き寄せたい同志社は2回、四球と犠打で得点圏にランナーを進めた。しかし、またも攻撃のリズムが作れず、この回も先制点を奪えない。3回にも四死球などで得点のチャンスを迎えるも、あと一本が出ず好機を逃す。
 その裏、四球で出塁を許すも、捕手の大和(経3)が盗塁を阻止し、相手に流れを与えない。
 しかし4回裏、相手の中軸から連打を浴び、2死一、二類と得点圏にランナーが進塁。その後、暴投や四球により2死満塁とされ、大きなピンチを迎える。だがここでも鈴木が三振を奪い、危機を脱却した。
 5回、同志社はなかなが一本が出ず、三者凡退。一点を争う苦しい展開が続く。それでもその裏、鈴木が相手打線に的を絞らせず、無失点で切り抜けた。

 6回も両チーム無得点と、完全に膠着(こうちゃく)した試合が動いたのは7回だった。先頭の和田(経3)がセンター前へヒットを放ち出塁。後続が続けて凡打に倒れ、2死二塁となる。1本が出れば先制となるこの場面でバッターボックスには檜山(スポ3)が入った。1球見送り打った球は、ライト方向へ。これがタイムリーとなり、待望の先制点を奪取した。その後も、四球や失策でランナーを出し、2死満塁と追加点のチャンスで栗原(商2)に打順が回る。「ここで行くしかないと思った」(栗原)。思い切り振ったバットはボールに当たり、ライトへの二塁打となる。この間に3人がホームに生還。4-0と立命大を突き放した。

 しかしその裏、宿敵立命も反撃を開始。ここまで好投を続けた鈴木の球を捉えだし、一挙に3点を奪われる。しかし、代わって登板した大和が相手を内野ゴロで打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 その後は、なんとかリードを守り抜き追加点を許すことなく試合終了。4-3で勝利し、昨春以来のリーグ優勝を決めた。

優勝を喜ぶ大和

 「多くの3年生にとって最後のリーグ戦なので楽しめたらいいと思う」(大和)。優勝は決まったものの、まだ試合は残っている。明日も確実に白星を挙げ、有終の美を飾れ。(文責・大橋楓子、藤本大次郎、撮影・近藤真子)

(一) 田中 9

(二) 中川 5

(三) 栗原 7

(四) 岡本 3

(五) 石井 D

(六) 和田 4

(七) 大和 2

(八) 河村 8

(九) 檜山 6

P 鈴木

バッテリー

(同志社) 鈴木ー大和 大和ー石井

(立命大) 田口、播馬ー長内

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