
関西フットサルリーグ 2部
10月11日、高砂市総合体育館(兵庫県)で関西フットサルリーグ2025 2部が行われた。結果は決定力を欠き、敗北を喫した同志社はリーグ戦2連敗。第10節となる今試合は前節に続き上位を狙う一戦だったが、レジスタ神戸と対戦。しかし終始、ゴールを決めきることができず敗北を喫した。
前半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから相手のテンポの速い攻撃に押し込まれる時間が続く。開始6分には相手のシュートを3度にわたって防ぐ粘りを見せる。しかし攻めの流れから一瞬の緩みを突かれると、ディフェンスの隙をつかれて先制点を許す。その後も相手の猛攻を受ける苦しい時間が続いたが、同志社はオフェンス陣の核である藤岡(経3)を中心に果敢に攻め込み、意地を見せる。何度かシュートチャンスをつくるも得点には至らず、1点差を残したまま前半を折り返した。


巻き返しを狙う同志社だったが、後半2分、PKを与えて痛恨の追加点を許す。「PKを与えたらフットサルはやっぱり厳しい。ペナルティエリア内ではもっと気を付けてプレーするべきだった」(上野・政策3)。しかしチームは気持ちを切らさず、同4分には巧みなパスワークで右サイドからシュートを放ち、ネットを揺らす。流れを取り戻しつつあった同志社は、勢いそのままに攻撃を重ねる。「ボール回しや最後までシュートを打ち切るところは、練習通りにできた」(上野)。しかしあと一歩が届かず、得点に結びつかない。流れをつかみかけた矢先の同13分、再びPKを与えてしまい失点。反撃の糸口をつかめぬまま、1-3で試合終了の笛が鳴った。


敗戦の悔しさをにじませながらも、一定の成果を感じ取れた一戦となった。次節は12月に関西リーグ最終戦が行われる。「最後は勝って終われるように頑張りたい」(上野)。課題と手応えの両方を胸に、次戦でのさらなる飛躍に期待がかかる。(文責・谷口美紗妃、撮影・久岡悠斗)