サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】大一番を落とし、昇格へ一歩後退

関西学生女子サッカー秋季リーグ

 10月12日に同志社大学京田辺キャンパスサッカーグラウンド(京都府)で関西学生女子サッカー秋季リーグ第5節が行われた。前節で勝利した同志社は連勝を飾るべく、この日は大阪国際大と対戦した。

スターティングメンバーが並ぶ

 前半は同志社ボールからスタート。開始早々、両チームの激しい攻め合いが始まった。同志社が攻撃を仕掛けたかと思えば、相手の攻撃。両者1歩も譲らない攻防戦が繰り広げられていた。

 ゲームが動いたのは前半14分。上川路(スポ1)がコーナーキックからのチャンスをものにし、先制点を獲得した(1-0)。幸先の良いスタートをきった同志社はさらに得点を重ねるべく果敢に攻撃に挑む。

ゴール後の中央・上川路とほかの選手たち

 同19分、梅田(スポ3)がドリブルを仕掛けるも、相手DFに阻まれる。さらに21分、上川路がペナルティエリア内から鋭いキックを放つが、惜しくもゴール外へ外れた。同23分、大山(経2)のフリーキックに柚木崎(スポ4)が合わせるが、わずかに枠の上へ。同29分には上川路がドリブルで相手をかわしシュートを放つもゴールキーパーに阻まれてしまう。チャンスは訪れるも、得点にはつながらず、追加点が遠い展開が続いた。すると同31分、わずかな隙を見逃さなかった相手がネットを揺らし1-1となる。さらに同36分、流れに乗った相手に追加点を奪われた(1-2)。「ゴールの局面の守備を整理しないといけない」(笹生学生コーチ・経4)。その後、巻き返したい同志社は攻めの姿勢をみせるがリードを広げられる形で前半は終了となった。

 巻き返しを図りたい同志社は後半戦、立ち上がりから攻勢に出る。後半5分、滋野(理工3)のパスを受け取った上川路がボールを冷静に運び、2度目の決定打を打った。「フォワードで起用していつもと違うポジションだったけど、2点取ってくれたことはチームとしてもプラス思考で、彼女自身もすごい自信につながる2点だった」(笹生学生コーチ)。

前線に駆け上がる滋野

 流れに乗りたい同志社だが、攻防戦が繰り広げられ得点表は動かない。同35分、チャンスを逃さなかった相手が追加点を獲得した(2-3)。決死の追い上げに出るも、決定打をつくることはできず試合終了。同志社は2-3で敗北を喫した。

下を向く大山

 「相手に合わせてサッカーしてしまったので、自分たちのチームスタイルのボールポゼッションを発揮し、勝ちにつなげたい」(笹生学生コーチ)。来週には大教大戦が控える。今試合で出た課題を修正し、ピッチで躍動する姿を見逃すな。(文責・井戸美希、撮影・久岡悠斗)

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