
2025年度関西学生ホッケー秋季リーグ
10月19日に天理親里ホッケー場(奈良県)において2025年度関西学生ホッケー秋季リーグが行われた。京大相手に0-0で4Qを終え、SO(シュートアウト)戦の末、2-4で敗北を喫した。
第1Qは両者チャンスを作ることができず、0-0で終える。
第2Q開始早々、ピンチを迎えた。1分に同志社側にグリーンカードが提示されると10人で戦うことを余儀なくされる。4分には相手にサークル内への侵入を許しシュートを打たれるも岡本(商3)の好守備などもあり、守り切る。9分、同志社も反撃に出る。中村(スポ1)と細川(生命2)の息のあったパスワークで相手を抜き去るとゴール前まで侵入。しかし惜しくもシュートは相手に阻まれた。11分には相手にPC(ペナルティーコーナー)を与えるも体を張って守り、前半を0-0で折り返した。

両者無得点のまま迎えた第3Q。前半戦を覆すかのように、同志社が試合を掌握する。オフェンスの時間が続き、シュートチャンスをうかがう。7分、豊島(スポ2)から出されたロングパスが三好(商1)に渡ると、サークル内に果敢に切り込む。下坂(同女2)を筆頭に何度もゴールに押し込むが、全て防がれ得点にはならなかった。11分、右サイドを起点に再び攻め上がる。清水(商3)が下坂にパスを出すと、相手の俊敏な動きを見て清水に戻しディフェンスを抜き去る。流れに乗ったまま最後中村がシュートを放った。得点にはならなかったものの、京大の反則から念願のPCを獲得。「みんなでつないでPCを狙いに行った」(清水)。しかし、ディフェンスに阻止され惜しくも得点にならなかった。

なんとしても点を取りたい最終Q。7分、パスミスからターンオーバーを許し速攻を受けるが、待ち構えた豊島がボールをカット。同志社のピンチを救った。10分には本日2度目の三好の退場を強いられ、京大に流れが移る。11分、12分に計3度のPCを献上したが、全員で守り抜いた。その後も一進一退の攻防戦が繰り広げられ、両者得点できないまま試合が終了。勝敗はSOに託された。

コートに立ったのは下坂、三好、中村、岡本、清水の5人だ。キーパー・竹本(社1)が健闘するも、京大の決定力に苦しめられる。2-3で回った5番手で見事決められ、同志社が打つまでもなく敗北が決まった。
「相手から決め切るプレッシャーをかけられて、プレースタイルがまだまだだった」(清水)。
次戦は現時点1位の関大と対戦。まず得点を取るため果敢に攻めることを目標に、チーム全員で立ち向かう。(河村柚希、馬場俊弥)