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【フィギュアスケート部】西日本インカレで7・8級男子が総合優勝を飾る

第19回西日本学生選手権大会

 10月18日、19日に木下カンセーアリーナ(滋賀県)において第19回西日本学生フィギュアスケート選手権大会が行われた。男子3・4級に浅見良也(理工3)、男子7・8級に中村俊介(商2)、森本涼雅(商1)、小林隼(スポ4)が出場。浅見が15位、中村が3位、森本が4位、小林が8位となり、男子7・8級では団体優勝を果たした。

表彰される選手たち

 1日目に行われた男子3・4級。西日本インカレ初出場となる浅見に会場からは応援の声が響いた。「From now on」に合わせ勢いのある演技を披露する。冒頭のダブルループは転倒するも、ダブルサルコウを着氷。28.05点で15位となった。

 2日目に行われた男子7・8級では、10番滑走として中村が出場。プログラム「ラストサムライ」を披露した。1本目のトリプルアクセルは転倒するも、すぐに立ち上がり次のジャンプへ。トリプルルッツにエッジエラーを取られるも、トリプルトーループとの連続ジャンプを着氷した。「1本目を失敗したが、そこから立て直せたところが自信につながった」(中村)。全日本選手権を見据え、次の西日本選手権では4回転ジャンプを取り入れたノーミスの演技を目指すと語る。結果は125.62点で3位を獲得した。

力強い演技を見せる中村

 12番滑走では森本が登場。森本にとって今大会が初の西日本インカレとなる。「ピアノ協奏曲第2番」に合わせ、力強くも優雅な滑り出しを見せた。冒頭にトリプルフリップを着氷するも、エッジエラーを取られる。しかし、その後のトリプルルッツ、トリプルトーループの連続ジャンプを決めた。演技中盤では曲調の変化とともに身体をゆったりと動かし、しなやかな舞を見せる。「初めての西日本インカレだったが、部活の先輩や同期と一緒に臨めたため、試合を楽しい気持ちで迎えることができた」(森本)。123.60点をマークし4位となった。

ステップで魅せる森本

 続く15番滑走として出場した小林。プログラム「ロミオとジュリエット」を披露した。冒頭のトリプルルッツを綺麗に着氷し、会場からは拍手が湧く。演技序盤にはピアノ調に変化した音楽に合わせ、情緒のある滑りを見せた。トリプルサルコウは転倒するも、トリプルルッツを着氷。「最後のインカレではあるが、普段通り臨めた。エッジワークの部分で改善点が見つかったが、入賞することが出来て良かった」(小林)。91.95点で8位となった。

表現に想いを込める小林

 部員や観客からの応援が飛び交った本大会。「頼もしい先輩ばかりなので、自分も出来ることをやろうという気持ちで試合に臨んだ。優勝出来てよかった」(森本)。男子7・8級での団体優勝を振り返り、喜びを語った。これからも出場選手それぞれが、自身の目標に向かって挑み続ける。(文責・村田あげは、撮影・若松晏衣)

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