バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】最終戦制すも、1部残留をかけ入れ替え戦へ

REGAVIL CUP 2025 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦

 10月19日、近畿大学記念会館(大阪府)でREGAVIL CUP 2025 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦の第10節が行われた。前日の対龍大戦で無念の敗北を喫し、2部降格へ後がない同志社。「どうしても3-0で勝たなければいけない」(森川祐・商4)。1セットでも落とせば、即入れ替え戦が決定する。緊張感が漂う中、強い気持ちで攻め続け、大阪国際大相手に3-0で勝利した。

スパイクを打つ﨑山(商2)

 2部降格がかかり、緊張感が走る第1セット。立ち上がりこそ拮抗(きっこう)した展開が続いたが、小田(スポ2)のサーブでブレイクに成功し、一気に主導権を掌握した(12-8)。その後も、池田(商1)や中田(心理2)のテクニカルなプッシュで得点を量産(16-10)。さらに、ピンチサーバーの本(理工2)を投入したたみかける。今季大活躍の本は今試合でも躍動した。サービスエースを決め、同志社のマッチポイントに(24-13)。しかし、あと1点の場面で大阪国際大の猛攻を受け、5連続失点を許す(24-18)。最後は森川がクイックで得点を挙げ、25-18で第1セットを奪った。

レシーブをする吉田(心理1)

 続く第2セットは、第1セットの勢いそのまま序盤からブレイクに成功。「みんなで話し合って、どこに狙うか、誰を狙うか決めていた」(﨑山)。言葉通り、狙いすました﨑山のサーブが相手コートに突き刺さる(3-1)。大西(経1)がクイックとブロックで得点を重ね、流れを呼び込むと、池田(商2)もサービスエースで続き、10点差に(21-11)。さらに、安定したサーブキャッチから、パワーを生かしたスパイクで得点を重ねる。終始、リードを許さず大阪国際大を突き放し、25-15で第2セットを連取した。

 試合を決めたい第3セット。立ち上がりから互いに得点を奪い合う白熱した試合を展開する(5-5)。池田のサービスエースや森川のクイックで得点を獲得するが、イージーミスが続き、引き離すことができない。拮抗(きっこう)した展開のまま、互いに20点台へと突入。「気持ちの面で相手より上回っていた」(小田)。絶対絶命の場面でも、強気のセットアップで攻撃を緩めない同志社。最後は池田が2枚ブロックをはじき飛ばし、25-23で第3セットを制した。強気のバレーで意地を見せた同志社がセットカウント3-0でストレート勝ちを収めた。

ガッツポーズをする小田

 大阪国際大相手にストレートで勝利したものの、大商大と勝ち点が並び、僅かなセット率の差で1部リーグを11位で終えた同志社。次週、桃山学院大との入れ替え戦が決定した。敗北すると、2部リーグへの降格が決まるため、何としてでも勝たなければならない。同志社のプライドをかけ、全身全霊で勝利を掴み取れ。(市原理央)

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