ラグビー部
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【ラグビー部】善戦するも力及ばず敗北

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節対京産大戦

 10月26日、鶴見緑地球技場(大阪府)で2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第4節対京産大戦が行われた。「絶対に勝つ気持ちで挑んだ」(上嶋)。先制点を奪うなど善戦するも、力及ばず26-49で敗北を喫した。

ボールを運ぶ上嶋


 京産大のキックオフで試合開始。前半3分、同志社のターンオーバーから相手のディフェンスに隙が生まれる。「ボールを持った時に周りを見てプレイできてよかった」(上嶋)。上嶋のキックで好機を演出すると、復帰戦でスタメンとして出場した岩本が快速を生かして先制点を奪取する(7-0)。続けて、同9分京産大の反則から敵陣深くでのマイボールラインアウトで再開。巧みなパスワークで相手ディフェンスを潜り抜け、林慶がトライに成功する(14-0)。しかし、ここから同志社の反則が目立つ。同17分、自陣5㍍ライン付近のラインアウトからモールで押し込まれ失点(14-7)。同19分には、京産大にハイパントキャッチから逆サイドへ展開され、そのままトライを献上する(14-14)。嫌な流れを断ち切りたいところだが、京産大のFW陣が牙を剥(む)く。同28分、キックの蹴り合いが続いていた中、自陣トライゾーン付近で同志社が反則を犯す。京産大ボールスクラムからギャップをつかれ、逆転を許した(14-21)。その後同志社もチャンスを迎えるが、得点には至らず7点ビハインドで前半を終える。
 

喜びを分かち合う選手たち

 「後半あと40分やり切れば勝てる」(立川)。昨秋の借りを返し、大学選手権に向けて望みを繋ぐためにも気合いを入れ直して挑んだ後半戦。同8分、同志社のラインアウトモールからファイアラガが相手ディフェンスを流れるようにかわし、トライを奪取する(19-21)。続いて同15分、先制点と同様の形で上嶋のキックに岩本が反応。自陣10㍍ラインから一気にトライゾーンまで走り抜け、岩本が連続得点を重ねる(26-21)。このまま点数を広げたいところだったが、同20分にトライを奪われ安易に逆転を許した。(26-28)。その後も相手に翻弄(ほんろう)され、3連続トライを献上(26-49)。「相手のテンポでラスト20分試合してしまった」(石田・法4)。最後は大きく点差を突き放され、試合終了の笛が鳴り響いた。
 

パスを出す荒川駿

 一時は14点差までリードを広げた同志社だったが、昨年度全国4位の壁は高く敗北を喫した。「将来の同志社のためにも残り3試合は必ず勝ちたい」(林慶)。目標であった関西優勝は果たせなくなったが、残り3戦を全勝で締めくくり紺グレの意地を見せつける。(文責・大木陽登、撮影・岡本和香・河村柚希・村川愛実・元永侑里)

パスを出す田中

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