硬式野球部
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【硬式野球部】終盤に逆転し、開幕白星発進

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
同志社 0 0 0 0 1 0 0 5 0 6 9 0
関大 1 2 0 0 0 1 0 0 0 4 7 1

令和7年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグ

 10月25日、豊中ローズ球場(大阪府)で令和7年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグが行われた。同志社は関大と対戦し、6-4と勝利。1、2年生を主体とするメンバーで、好スタートを切った。「絶対に勝つという気持ちで、この試合に挑んだ」(影山・スポ2)。

先発を任された荒川

 先発のマウンドを任されたのは荒川(文情2)。初回を切り抜けたいところだったが、相手2番打者に単独本塁打を浴びて先制点を許す。続く打者は抑えたものの、2回裏、連打を浴び、1死二、三塁のピンチを招く。ここで相手8番打者のスクイズプレーが決まり、併殺を狙うも相手走者の足が先にホームベースに触れ、2失点。序盤から点差を離され、0-3で2回を終えた。

 迎えた3回、荒川に代わりマウンドに立ったのは1年の内山(法1)。力強い投球で相手を翻弄(ほんろう)し、三者凡退に抑えた。反撃を試みたい4回表、時(政策1)が左安打を放ち、齊藤(法1)が四球で塁を進める。その後、影山が三安打で1死満塁のチャンスを演出。しかし、続く上田(スポ1)が併殺打にされ、チャンスを活かすことができなかった。続く5回表、同志社は再びチャンスを作る。川村(文情1)が初球から中二塁打を放つと、2死二塁の状況で、渡邉(政策2)が右安打を放つ。鋭い打球は相手守備をすり抜け、ついに1点を返すことに成功した。

 そのまま勢いに乗りたい同志社だったが6回表、打撃陣が相手投手に抑えられると、その裏に2死二塁のピンチに陥る。さらに相手6番打者が放った直球を捕球できず、2死一、三塁へ。無失点で切り抜け、逆転への流れを作りたい同志社。しかし、内山の暴投により、三塁走者が帰還し、追加点を許した。

マウンドに上がる齋藤

 7回裏、内山に代わりマウンドに立ったのは木下(法2)。初球から投球が安定せず、出塁を許すと相手打者2番に右安打を放たれる。得点圏に走者を置くピンチに、新たにマウンドに上がったのは齋藤(法2)。安定した投球でピンチを凌ぎ、反撃の流れを作った。

勝ち越しの一打を放つ川村

 逆転を狙う、8回表。投球を見極め、2死満塁の好機で打席に立ったのは23番・中島(スポ1)。「点差が4対1だったので、溜めて溜めて、その繋ぎのバッティングっていうのを皆で声かけ合っていた」(中島)。低めのボールを捉えた打撃は、大きく飛び、一気に3人の走者が帰還。続く大橋(経2)も四球で出塁すると、川村が勝ち越しの三塁打を放ち、さらに1点を奪った。この回、一挙5得点の活躍を見せた打撃陣。6-4と逆転に成功した。

 チャレンジリーグ初戦を白星で飾った同志社。齊藤は、「後半勝負出来ることが分かったので、自分たちの力を全部出して、試合を通して成長できたらなと思う」と次戦への意欲を見せた。今試合で得た経験を自信に変え、強敵を相手に果敢に挑戦し続けろ。

(文責・奥野陽仁、撮影・内藤美紀)

スタメン

(一)西川 5

(二)辻本 7

(三)渡邉 8

(四)中村 3

(五)時 9

(六)齊藤D

(七)影山 6

(八)上田 2

(九)川村 4

  荒川 P

バッテリー

(同志社)荒川、内山―上田、木下、齋藤―辻本

(関大) 羽藤、唐渡―小原、唐渡、飯塚、竹中、 桝田―櫻木、丸林

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