陸上ホッケー部(女子)
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【陸上ホッケー部女子】がむしゃらに最後まで戦い抜いた

第47回女子全日本学生ホッケー選手権大会

 10月31日に大井ホッケー場(東京都)において第47回女子全日本学生ホッケー選手権大会が行われた。同志社は一回戦で朝日大と対戦し、0-5で敗北を喫した。

 第1Q、慣れない全国レベルの戦い方に苦しめられる。「リスタートが早かった」(清水・商3)。5分、素早いリスタートから同志社の頭上を越えるパスを出されるとこれをうまく収められる。ここから前を向かれドリブル突破を許すとサイドから中央へボールを入れられたが、しっかり人数をかけて守りシュートを打たせなかった。7分にはシュートを打たれるも体を寄せ切りコースを限定。8分にはキーパー・竹本(社1)が好セーブをみせる。9分、立て続けにエリア内への侵入を許しシュートを放たれるがここも竹本が体を張ってボールを掻き出す。その後も防戦一方の展開が続いたが、高い集中力を維持し第1Qを無失点でしのぎ切った。

守備をする豊島

 続く2Q、相手の厚い選手層を生かした波状攻撃が同志社に襲いかかる。「選手がどんどん変わるのでマークにつくのが難しかった」(清水)。試合が動いたのは2分、ゴール前で鋭いパスを差し込まれると、そのままシュートを打たれ先制点を献上した。5分、6分、14分には3回、計5回のPC(ペナルティコーナー)を与えるも固いブロックを形成し相手の攻撃を幾度もはじき返した。

ボールを追う小川

 前半を0-1で終え、迎えた第3Q、追いつきたい同志社だったが、相手の猛攻に圧倒される。開始早々1分に失点すると、これを機に流れを持っていかれた。2分にPCを取られると強烈なシュートがゴールに刺さる。また、4分にはサイドをえぐられると中に折り返され押しこまれた(0-4)。12分にもPCを決め切られ失点。第3Qで4失点と点差を大きく広げられた。「第3Qで1点決められた時にチームの雰囲気が下がってしまった」(清水)と悔しい表情を浮かべた。

 迎えた最終Qでは、第3Qの反省を活かしマークを徹底。守備の意識をチームで統一し0失点で最終Qを終えた。

笑顔で写真撮影に応じる

「がむしゃらに楽しんでやることを目標にしていた。次の最終戦に向け頑張りたい」(清水)と笑顔で全国の挑戦に幕を閉じた。(河村柚希、馬場俊弥)

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