関西学生ソフトテニス新人大会
10月25日、11月8日に同志社大学京田辺キャンパス(京都府)で関西学生ソフトテニス新人大会が行われた。1、2年生のみで争われた今大会。清水(商2)・宮田(スポ1)ペアが2位に入った他、塚本(スポ2)・山田(スポ2)ペア、堀部(神2)・宇都(文情2)ペアがベスト16入りを果たした。
雨の影響で2週間後に開催された2日目に、塚本(スポ2)・山田(スポ2)ペア、堀部(神2)・宇都(文情2)ペア、清水・宮田ペアの3組が駒を進める。女子部は堀(経2)・佐々(社1)ペア、石垣(経1)・吉根(経2)ペアが出場したが惜しくも1日目で敗れ、ベスト16入りはかなわなかった。
ベスト8決定戦からは9ゲームマッチとなり、各コートで熱いラリーが展開された。堀部・宇都ペアは序盤から相手に主導権を握られG(ゲームカウント)1-5で敗北を喫する。塚本・山田ペアは2ゲーム連取し、幸先の良い立ち上がりを見せたが、要所でミスが目立ちG3-5で敗北。両ペアともベスト16で敗退した。

一方、清水・宮田ペアは勝負所どころで持ち前の集中力を発揮し、順調にベスト4まで勝ち上がる。迎えた準決勝では、天理大の玉置・川口ペアと対戦した。玉置の鋭いサーブに苦戦する場面もあったが、粘り強くポイントを重ね、G5-1で快勝。「明日の関西インドアに向けてダブルフォワードの練習をしていた」(宮田)。要所要所で攻撃的な陣形を組み、決勝進出を決めた。

決勝の相手は立命大の小山・中野ペア。両者の意地がぶつかる一戦となった。試合は序盤から互角の攻防が続き、宮田の前衛での積極的な攻撃も随所で決まったが、中野の巧みなボレーに対応を迫られる場面も多く、最後まで接戦に。「基礎練習ができていなくてミスが多かった」(宮田)。結果はG3-5で惜しくも敗北。大会前日まで全日本選手権に出場していた清水は、今大会に照準をうまく合わせられず「決勝で自分の実力を全部出しきれず、優勝できなかったことが1番悔しい」と唇をかんだ。清水・宮田ペアは準優勝で新人戦を締めくくった。

優勝は逃したが男子部では清水・宮田ペアが準優勝という結果を収め、堀部・宇都ペア、塚本・山田ペアがベスト16入りと健闘を見せた。来年以降の絶対的支柱になるべく、日々鍛錬を積み重ねる。(武富柊哉、馬場俊弥、水落祥香)