| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
| 京大 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 6 | 1 |
| 同志社 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 2 | X | 11 | 8 | 2 |
令和7年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグ
11月22日、同志社大学京田辺キャンパス硬式野球球場(京都府)で令和7年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグが行われた。同志社は京大と対戦。4回裏で打線が爆発し、一挙8点の獲得に成功する。最終的に11-4で快勝し、コールド勝ちを収めた。
先発のマウンドを任されたのは溝田(法2)。川村(文情1)の失策で出塁を許したものの、後続を三振と遊併殺打で抑え、初回を無失点で切り抜けた。2回裏、寺澤(経1)が四球で出塁するも、牽制死で倒れる。続く川村は遊ゴロに打ち取られたが、渡邉(政策2)が左三塁打を放ち、2死三塁のチャンスを演出。しかし、その後杉本が三ゴロに倒れ、先制点は奪えなかった。

続く3回表、溝田の制球が乱れる。先頭バッターは抑えたものの、4者連続の四球で先制点を献上した。さらに、死球で走者を溜める苦しい状況が続いた。しかし、溝田に代わりマウンドに立った山本(法2)が遊併殺打に打ち取り、失点を2点でとどめる。その裏、打線が反撃に転じる。先頭バッターの阿部(政策1)が中安打で出塁。時(政策1)は投併殺打で倒れたものの、西川(経1)が四球を選び、再び好機をつくった。ここで打席に立った齊藤(法1)が鋭い中適時打を放ち、1点返すことに成功した。

序盤は相手に先制を許し、1-2と追いかける展開となった。しかし4回、試合の流れが大きく動く。表の守りでは同志社が堅実な守備を見せた。その直後の攻撃で打線がつながった。先頭の大滝(商2)が左中間へ二塁打を放ち出塁すると、相手の失策も絡み、無死一・三塁の好機を迎える。その後、相手のフィルダースチョイスで同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。さらに時が走者一掃となる左適時三塁打を放ち、3点を追加して逆転に成功。その後も勢いは止まらず、3者連続四球で押し出しの追加点を奪う。再び大滝が左適時三塁打を放ち、さらに3点を加えた。同志社はこの回、打者一巡の猛攻で8点の大量得点を奪い、試合を一気に優位に進めた。

6回表、マウンドには山本に代わり仲間(商1)が登板。しかし、相手に三塁打を許し、この回1点を失った。その裏の攻撃、西川が死球で出塁すると、すかさず盗塁に成功。続く齊藤も四球で出塁しチャンスを広げる。影山(スポ2)は遊ゴロに倒れたものの、代打・辻本(スポ2)が左適時打を放ち、走者2人が生還。価値ある一打でリードをさらに広げた。7回に追加点を許したものの、守備陣が落ち着いたプレーで流れを渡さず、リードを守り切った。

これで同志社はチャレンジリーグ3連勝。勢いそのままに、明日は強豪・近大との一戦を迎える。「やることをしっかりやって勝ちに繋げたい」(影山)。次戦でさらなる成長を示せるか。同志社の挑戦は続く。(文責・川田恵花、段上あかり、撮影・内藤美紀、藤森あい、若松晏衣)
スタメン
(一)時 9
(二)西川 D
(三)斎藤 5
(四)影山 6
(五)寺澤 3
(六)川村 4
(七)渡邉 8
(八)杉本 2
(九)阿部 7
溝田 P
バッテリー
(京大)谷村、朽網、蓮香ー加藤
(同志社)溝田、山本、仲間ー杉本、上田