バドミントン部
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【バドミントン部男子】関西の舞台で真価示す!

令和7年度関西学生バドミントン新人戦大会 

 11月22日、令和7年度関西学生バドミントン新人戦大会が龍谷大学深草キャンパス(京都府)で行われた。大会初日の今日は、シングルスが開催。同志社からは13人の選手が出場した。

 まず最初に登場したのは結城(文情2)。1回戦で安定した試合運びを見せた。第1ゲームは序盤から7連続得点で相手を突き放し、21-3で先取。第2ゲームも冷静にポイントを重ね、21-7で勝利を収めた。2回戦では、強烈なスマッシュを決め切った。龍谷大との3回戦は、第1ゲームを制し好スタートを切る。迎えた第2ゲームでは、浮いたシャトルを狙ったスマッシュを何度も炸裂させ、テンポよく得点を重ねて準々決勝進出を決めた。

 続いて出場した谷村(文情1)。第1ゲームでは1点を奪い合う攻防戦を展開。勝負強さを発揮しリードを守り切ると、第2ゲームもコート隅を狙ったスマッシュで主導権を握り、順調に1回戦を突破。2回戦では互角の展開となるも、終盤に押し切られ惜敗した。

 次に登場したのは津村(文情2)。第1ゲームは大経大を相手に積極的な攻撃が光り、このゲームを制した。しかし第2ゲームは拮抗(きっこう)した展開で粘りきれず献上。勢いを取り戻せないまま最終の第3ゲームを落とし、敗北を喫した。

 相手の隙をつく多彩なショットで翻弄(ほんろう)した藤原(政策1)。冷静にシャトルを見極め2回戦へ駒を進めた。2回戦で相対したのは龍谷大。始まった第1ゲームでは巧みなスマッシュを披露。ネット際の攻防も光り、このゲームを先取する。しかし徐々にペースを崩されここで敗退となった。

 大森(スポ1)は1回戦では確実な攻めでリードを広げて第1ゲームを21-10で制した。第2ゲームもミスなく攻め続けて優勢を保ったまま21-16で勝利し、2回戦へと駒を進めた。2回戦では大阪成蹊大と対戦。積極的な攻撃で攻めに転じると、得点を積み上げ点差を縮める。しかし相手の強烈なスマッシュに押され、悪い流れを断ち切ることができなかった。あと一歩が及ばずストレートで敗北を喫した。

 次にコートへ立ったのは山本(文情2)。終始相手を圧倒しリードを広げる。相手に隙を見せず前のめりの攻撃でこの試合をものにした。続く2回戦でも山本の実力を存分に発揮。多彩な攻撃スタイルで相手を意のままに操り軽々と打ち負かし、難なく3回戦進出を果たした。3回戦では点差を縮められるが強気の攻撃スタイルを貫き、逃げ切りに成功。あさって開催される準々決勝に駒を進めた。

 加藤(理工1)は序盤から緊迫した試合展開となる。第1ゲームは相手に連続得点を決められ先制を許すも、第2ゲームでは相手を左右に揺さぶる攻めでデュースに持ち込み粘り勝ちを収めた。しかし最終的に主導権を取り返すことができず、惜しくも勝利を譲る形となった。

ポーズを決める加藤

 伊藤(GC1)の対戦相手は龍谷大。スマッシュに翻弄されながらも粘りを見せる。果敢に挑戦するが、猛攻に耐えられず敗北を喫した。

 次に出場したのは佐野(文情2)。強敵・龍谷大と対戦した。第1セットを先制され、後を追う展開。相手のミスが重なり一時リードを広げるも猛追を受け、ペースを徐々に崩される。反撃の糸口を見いだせずここで敗退した。

サーブを放つ佐野

 熊木(商2)の1回戦は実力差を見せつけ、危なげなく勝利した。2回戦では手に汗握る攻防を見せ主導権を握り続ける。続く3回戦では息を呑む試合を展開。長いラリーで、相手を前後左右へ揺らした。相手が巻き返しを図るも、熊木の持ち味である冷静なシャトルさばきに適応できない。勢いを落とすことなくストレート勝ちを収めた。

 1回戦では第1ゲームでは果敢な攻めで白熱した攻防を制した天野(スポ1)。第2ゲームも丁寧なラリーでリズムを作り、2回戦進出をつかみ取った。しかし2回戦では相手に立て続けにポイントを奪われ、あと一歩及ばず敗退した。

 吉田旺(政策1)は気迫あふれるプレーで相手を圧倒する。勝利を自ら手繰り寄せ、2回戦進出を決めた。2回戦ではネット際での細かい乱れが響き、反撃することは叶わなかった。

シャトルを追う吉田旺

 1回戦では圧倒的な力を見せストレート勝ちした津久井(神2)。2回戦では第1ゲームを相手に先取される展開となったが、第2・第3ゲームで立て直して勝利をつかんだ。意地がぶつかり合う3回戦。熱戦の中、多彩な攻撃を披露した。連続得点を許すも、威力を緩めず反撃の糸口を探る。懸命にシャトルを追い、コートを駆け回った。隙を突かれ決定打を埋め込まれると、ここで戦いの幕を下ろした。

構える津久井

 新人戦は熱戦の連続となり、勝利をつかんだ者も惜しくも敗れた者も、それぞれの全力プレーが会場を沸かせた。明後日行われる準々決勝でも、選手たちの熱戦に注目したい。(青山由菜、馬場美奈帆)

【試合結果】
〈シングルス1回戦〉
結城(文情2) ☆2 (21-3、21-7) 0京産大
谷村(文情1) ☆2 (21-19、21-11) 0関大
津村(文情2) ★1(21-15、15-21、8-21) 2大経大
藤原(政策1) ☆2 (21-13、21-17) 0天理大
大森(スポ1) ☆2(21-10、21-16) 0大産大
山本(政策2)☆2 (21-2、21-5) 0大和大
津久井(神2)☆2 (21-13、21-7) 0追手門学院大
加藤(理工1)★1 (10-21、23-21、11-21) 2立命大
吉田旺(政策1)☆2 (21-18、21-15) 0大体大
伊藤(GC1)★0 (6-21、12-21) 2龍谷大
熊木(商2)☆2 (21-3、21-14) 0大産大
佐野(文情2)★0 (15-21、18-21) 2龍谷大
天野(スポ1)☆2 (22-20、21-17) 0大経大

〈シングルス2回戦〉
結城(文情2)☆2 (24-22、21-11) 0関学大
谷村(文情1)★0 (18-21、19-21) 2甲南大
藤原(政策1)★0 (18-21、8-21) 2龍谷大
大森(スポ1)★0 (20-22、11-21) 2大阪成蹊大
山本(政策2)☆2 (21-6、21-7) 0関学大
吉田(政策1)★0 (19-21、9-21) 2関学大
熊木(商2)☆2 (21-16、21-14) 0龍谷大
津久井(神2)☆2 (14-21、21-15、21-9) 1天理大
天野(スポ1)★0 (10-21、16-21) 2立命大

〈シングルス3回戦〉
結城(文情2)☆2 (21-19、21-19) 0龍谷大
山本(政策2)☆2 (21-15、21-19) 0大体大
熊木(商2)☆2 (21-15、21-11) 0大経大
津久井(神2)★0 (9-21、15-21) 2京産大

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