バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール部】インカレ初戦で快勝収めた

第77回全日本大学バスケットボール選手権大会

 11月29日、国立代々木競技場第二体育館(東京都)にて第77回全日本大学バスケットボール選手権大会グループステージFブロック対仙台大戦が行われた。今年、創部100周年を迎えた同志社。記念すべき年に7年ぶりのインカレ出場権を獲得し、全国の強豪に挑んだ。「大舞台で初めて試合をできる喜びと緊張があった」(柄澤・スポ3)。迎えた初戦で高い集中力を見せつけ、70―56で制した。

ディフェンスを突破する谷口(経4)

 スタートは谷口、波多野(スポ3)、秋田(スポ3)、門川(法3)、大澤(商2)。開始早々、3点シュートを許し先制されるとリードされた状態が続く。しかし、同志社は主将・谷口の華麗なシュートで反撃を開始。島倉(スポ4)や門川ら上級生が追加点に貢献し徐々にギアを上げていく。途中出場の柄澤が得意の長距離砲で魅せ得点を重ねる。さらに、西村らがオフェンスリバウンドを果敢に奪取し、そのままリングへねじ込む。試合の主導権を握ったまま、21―9で第1Q(クオーター)を終えた。

続く第2Qも、同志社はヘッジやスイッチを使い分け相手のリズムを徹底的に分断する。ディフェンスの強度がそのままトランジションに直結。「自分たちの走るバスケというのを体現できた」(谷口)。さらに、門川が3連続シュートで会場を沸かし、一気にスコアを引き離す。タフに戦い抜き、37―23で試合を折り返した。

ドリブルする田中夢(法1)

 リードを保ち迎えた後半戦。大澤、門川のインサイドプレイヤーによる得点で勢い付くと、波多野のスリーで続いていく。第3Qの終わりには、柄澤のスリーポイントとバスカン。会場は本日一番の盛り上がりを見せ熱気に包まれた。後半戦、立ち上がりから躍動を見せる同志社。57-35と20点差以上をつけて最後の10分間に挑む。

第4Qも柄澤の鋭いアタックと精度の良いスリーポイントでチームを引っ張る。しかし、相手も勝利への執念を宿した鋭い眼差しでフロントコートから守備を仕掛けた。パスを基点とした連携で華麗に交わしていく。最後は秋季リーグで限られた時間で戦った選手である松尾(経1)が難しい角度からのシュートを決め切り、初のインカレの舞台に花を添えた。

攻める柄澤

 「初戦は絶対勝つと意識していた」(谷口)。全員が初めてのインカレで初戦を見事勝利に収めた同志社。次なる相手は仙台大に30点以上の差をつけて白星を獲得した九州共立大との対戦だ。目標である予選突破に向けて1試合を大切に挑んでいく。(髙橋舞衣、樋口莉沙)

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