レスリング部
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【レスリング部】1部リーグで意地見せた

令和7年度西日本レスリング秋期リーグ戦

 12月6.7日にJ:COM 末広体育館(大阪府)で令和7年度西日本学生レスリング秋季リーグ戦が行われた。同志社からは内田(商4) ・小泉瑛(商4) ・大北(経4) ・安渡(理工3)・中筋(スポ2)・池口(スポ2)・大田(商1)・小泉圭(スポ1)・小林(スポ1)が出場。春リーグで1部昇格を果たした同志社だったが、1勝3敗でリーグ7位となった。
 初戦の相手は九州共立大。チーム全員が奮闘するも、勝利を収めることはできず、結果は0-7で黒星となる。「チームを盛り上げるような試合ができたらもっとよかった」(大北)。
 続く2回戦、相手は立命大。61㌔級に出場したのは安渡。開始約1分30秒では、安渡が体勢を崩した相手を地面に押さえつけ先制した。さらに数秒後、パッシブで追加点を獲得する。その後も着実に得点を重ね、7-0で勝利した。その他のメンバーも強豪相手に怯むことなく挑んだが、1-6で敗北する。

ポーズをとる内田

 2日目の初戦は福岡大。125㌔級には池口が出場した。序盤から相手の猛攻で得点を奪われるも、カウンターを決め、4ポイントを獲得する。しかし、相手の投げで突き放され、敗北を喫した。
 86㌔級には内田が出場した。前半ではパッシブで先制されるも、後半では相手のパッシブで同点に追いつき、そのまま試合終了。内田が1-1で勝利を収めた。
 70㌔級には小林が出場。相手に先制を許すも、小林のローリングと場外で一気に同点に追いつくことに成功する。さらに終盤では、ローリングでポイントを追加して逆転した。しかし、最終盤で相手の反撃に耐えきれず、再び逆転されて敗北する。
 74㌔級には大田が出場。試合中常に、大田が相手を圧倒。早々にフォールを決め6-0で勝利を掴む。
 65㌔級には安渡が出場した。試合は膠着状態から始まったが、場外で1ポイント、ローリングで2ポイントと得点を積み重ねていき、相手に得点を与えることなく勝利した。
 61㌔級には小泉瑛が出場。前半は相手に5ポイントのリードを許す苦しい試合展開となる。後半では、小泉瑛の積極的な攻撃でポイントを獲得した。しかし、残りの3ポイント差を覆せずに2-5で敗北する。
 57㌔級には小泉圭が出場した。果敢に攻めるも、相手に主導権を握られ、後半では、相手を場外に押し出すことに成功するが、流れを変えることはできずに、黒星となった。
 結果は3-4で福岡大に惜しくも敗北した。

相手を押さえつける大田

 今リーグ最終戦の相手は大体大。65㌔級には安渡が出場した。開始約1分後には相手を持ち上げ、叩きつけてポイントを獲得。その後、勢いに乗った安渡は連続ローリングで勝利を決めた。
 125㌔級には池口が出場。試合が始まると池口が相手の体を掴み技をかけようとした。しかし、相手の反撃で逆に両足を取られ、そのまま技を何度も許して、黒星となる。
 61㌔級には小泉瑛が出場した。相手の足を奪い、連続でローリングを決め、4ポイントを獲得した。開始約1分30秒、再びローリングで相手を突き放す。その後、相手に2ポイント入れられ前半終了。後半戦になると小泉瑛が体勢を崩した相手に対してローリングを連発し、勝利を収めた。
 57㌔級には小泉圭が出場。序盤は膠着した展開に持ち込まれるも、小泉圭がローリングで試合を動かす。さらに追加でローリングを決めた。しかし、ローリング後に体勢を崩してフォール負け。
 86㌔級には内田が出場した。前半にローリングで2ポイントを入れると、後半でも2ポイントを獲得。終盤に差し掛かり、相手の最後の抵抗が始まるも、これを凌ぎ切り白星を掴んだ。
 74㌔級には大田が出場。開始から1分でローリングを決め、試合の流れを大田が掌握。次から次へとローリングを決めた。力の差を見せつけて勝利を収めた。
 70㌔級には中筋が出場。試合開始から果敢に攻めるも、相手に隙をつかれてフォールを決められてしまう。
 結果は4-3で同志社が白星を飾った。

相手の足を奪う小泉瑛

 「みんなで声を出してチーム一丸となって戦っていくっていうのを意識しました」(内田)。部員全員が一体となり1部リーグを守り抜いた同志社。4回生はこの大会が最後の大会となった。「下級生が強い」(小泉瑛)。4回生の期待を胸に来シーズンへ向け鍛錬を積み重ねる。

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