ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】ウィンタステージ決勝トーナメント突破ならず

 第35回関西学生ラクロスリーグ新人戦ウィンター決勝トーナメント

 12月14日、第35回関西学生ラクロスリーグ新人戦ウィンター決勝トーナメントが神戸総合運動公園球技場(兵庫県)で行われた。同志社は1回戦で合同④(甲南大・神大)と対戦。関西制覇まで残り3勝だったが、相手の勢いにのまれ1回戦で敗退した。

 11月29日に行われた予選トーナメントを突破し、決勝トーナメントへの出場を決めた同志社。「(サマー後)みんな自主練の時間を増やしたり、絶対に勝とうと準備してきた」(宇野・理工1)。サマーステージを惜しくも3位で終わった悔しさを胸に、全国への切符をつかみとるため死力を尽くした。

FOする

 冬空の下で始まった前半戦は序盤から拮抗(きっこう)したゲームを展開する。64番市橋(商1)など互いにシュートを放つも、両者無得点のまま迎えた終盤に試合は動いた。残り2分、ディフェンス陣が与えた一瞬の隙をつかれ、先制点を献上してしまう。その後もドローを奪われ相手に主導権を握られる試合運びに。残り10秒には痛恨の追加点を与え、0—2で後半戦へと向かった。

キャリーする市橋

 気持ちを切り替え逆転を試みる後半戦に臨むも、開始1分、相手の勢いを止められずゴールネットを揺らされた。それでも、今試合何度も意地の好セーブを魅せるゴーリー16番(経1)が相手の力強いショットを阻止し、チームに流れをもたらす。だが好機を生かすことはできず、得点表は0―3のまま。その後も守りに回される苦しい時間が続く。終盤には気迫あふれる激しいコンタクトで果敢に攻めるも、反撃の糸口は見つからず0—3で敗北を喫した。 

ボールを奪う佐古田

 「完敗だった」(山本1回生コーチ)。1年生の挑戦物語はここで幕が下りた。来年からは上級生と共に関西制覇を目指しリーグ戦を戦う。「リーグ戦で活躍する姿を楽しみにしている」(山本1回生コーチ)。目標を達成できなった悔しさと1年間培ってきた経験を糧に、来季以降リーグ戦で輝きを放つに違いない。

(文責・益野瑛真、撮影・宮本芽衣)

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