ボウリング部
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【ボウリング部】男女ともに頂点へ、全日本2連覇の快挙達成!

文部科学大臣杯第63回全日本大学ボウリング選手権大会

 12月21〜23日にかけて、MKボウル上賀茂(京都府)において文部科学大臣杯第63回全日本大学ボウリング選手権大会が行われた。男子部は松本(商4)、岡田(スポ4)、熊(スポ3)、菅原(商3)、渡邉(スポ1)が出場。接戦を見事制し、優勝を飾った。

投球モーションに入る松本

 「ミスを怖がってはいけない」(松本)。主将としてチームに声をかけ、今大会に臨む。1日目は3ゲーム実施された。第1ゲームは、5人中3人が200ピン超えのスコアを出し、持ち前の安定感を発揮。第3ゲームでは熊が268ピンの高得点を叩き出し、エースとしての存在感を示した。終始安定した投球で初日を3位で終える。

ハイタッチをする岡田

 2日目は予選6ゲームが行われた。予選2回戦では、ピンの取りこぼしを最小限に減らし、チーム全体で気持ちのこもった投球を披露。また、観客がどよめく場面も多く、随所で高い技術力を示した。難しい残りピンに対しても、精密な投球で確実に処理する。さらに、菅原・熊が連続ストライクを決め、チームをけん引。怒涛(どとう)の追い上げを見せ、2回戦終了時で1位に浮上した。予選3回戦ではチーム全体で大きく崩れることはなかったが、メンバーそれぞれがカバーし合い、我慢の投球が続く。予選3回戦終了時点で、2位に転落するも大きく点差をつけられることはなく、翌日の準決勝へ繋いだ。

ストライクを取り喜ぶ菅原

 連覇がかかった最終日を迎え、より多くの応援を背に連覇を目指す。準決勝第1ゲームでは菅原が合計9度のストライクを出し、再び1位に浮上。第2ゲームは全員が200ピンを超え、チームのハイスコアである1213ピンを叩き出した。第3ゲームではスコアが思うように伸びず失速するも、松本・渡邉が自身のハイスコアを記録。「チームが点数出せない時に点数を出す大切さや、いかに動揺せずに投げられるかが重要だと感じた」(渡邉)。1ゲームごとに順位が変動する一進一退の優勝争いは決勝戦へ。会場内の緊張も高まる中、1ゲーム目は5人中3人のメンバーのスコアが伸びきらず順位を落とす。しかし、第2ゲーム目は再び全員が200ピン超えをマークし、1位で最終ゲームへ。「抜かされる流れを止めるために自分たちだけの世界でボウリングをやろう」(松本)。最後は4年の松本・岡田が200ピン以上の好スコアで試合を締める。最終結果はトータルスコア16055ピンで、2位と96ピン差で見事優勝を果たした。

賞状を手に笑顔を見せる選手たち

 昨年に男子部にとって18年ぶりの優勝を果たし、連覇というプレッシャーを感じながらもチームを引っ張ってきた主将・松本。「とても楽しかった。この楽しさを後輩たちにも味わってほしいなと思う」(松本)とこれまでの試合を振り返る。女子部も優勝を果たし、2年連続アベック優勝という快挙を成し遂げた。「この伝統を受け継いで3連覇できるように頑張りたい」(熊)。来年の3連覇を目指し、チーム全体で精進する。(文責・尾崎直哉、撮影・堀早槻)

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