ボウリング部
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【ボウリング部】女子部が創部初の全日本4連覇を達成!

 文部科学大臣杯第63回全日本大学ボウリング選手権大会

 12月21〜23日にかけて、MKボウル上賀茂(京都府)において文部科学大臣杯第63回全日本大学ボウリング選手権大会が行われた。女子部からは石本(スポ4)、渡辺(スポ2)が出場。初日から圧巻の投球を見せ、4連覇の快挙を達成した。

ハイタッチをする石本

 「4連覇することだけを考えて準備してきた」(石本)と意気込み十分に挑んだ。初日は予選1回戦3ゲームを実施。1ゲーム目から石本が8フレーム以外すべてでストライクを獲得し、266ピンの好投を見せる。渡辺も203ピンとともに順調な滑り出しを見せた。続く第2ゲームと第3ゲームはスコアは落ち込むものの、スペアでうまくつなぎ、トータル1218ピンを獲得。2位に約90ピンの差をつけ、初日を終えた。

投球する渡辺

 続く2日目は予選2回戦と3回戦、計6ゲームを実施した。2回戦ほぼすべてのゲームで200ピン越えをともに記録。堂々たる投球を見せつけ、他大学を大きく引き離した。続く3回戦でも危なげなく、ストライクとスペアを連発しトータル1124ピンをマーク。予選3回戦終了時点には2位の関東学連選抜に200ピンの差をつけ、準決勝に駒を進めた。

ストライクを喜ぶ渡辺

 大会3日目は、準決勝と決勝それぞれ3ゲームを実施。準決勝は朝9時からの早いシフトだったのにも関わらず、石本、渡辺ともにコンスタントにスコアを重ねる。しかし、スプリットをとりきれず、準決勝終了時点で2位との差は140ピンと詰められた。「約100ピンはすぐにひっくりかえるスコアなのでコツコツとリードを保つ思いで投げた」(石本)。首位で迎えた決勝だったが、まだまだ油断はできない。観客のボルテージも最高潮に達する中、淡々と投球を続ける。1ゲーム目は渡辺が184ピン、石本が195ピンをマーク。難しいコンディションの中でも、昨年王者としての貫禄を見せつけた。続く2ゲーム目は渡辺が合計6回のストライクをマークし、202ピンを獲得。最終ゲームの3ゲーム目にもストライクとスペアでうまくつなぎ、205ピンをマークした。石本は1ゲーム目に比べてスコアが落ち込んだものの、危なげない投球を見せ、164ピンでフィニッシュ。決勝戦までのトータル5859ピンで4年連続となる栄冠を手にした。

賞状を手に笑顔を見せる選手たち

 「悔いが残らない投球ができた」と最後の大学選手権となった石本は満面の笑みを見せた。創部初の4連覇がかかる大きなプレッシャーの中、他大学を圧倒する投球を大会3日間を通して見せつけた同志社。「(石本)恵理奈さんのおかげで安心して投げることができた」(渡辺)と、4年生の石本と挑んだ最後の大会を優勝という最高の形で締めくくった。女子部は4連覇、男子は2連覇と創部初のアベック2連覇を果たしたボウリング部。大舞台で歴史的快挙を挙げた経験は必ず今後の競技人生において大きな糧となる。王者たちの挑戦は、これからも続いていく。(文責・堀早槻、撮影・尾崎直哉、村田あげは)

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