ボードセイリング部
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【ボードセイリング部】インカレ団体戦で入賞逃すも奮闘見せた

2025年度全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦

 2月21~23日、和歌山セーリングセンターで2025年度全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦が行われた。チームの代表として選出されたのは、川本(経3)、小林(心理3)、鈴村(経2)、田中圭(経2)、佐藤(経2)の計5名。昨年度、10年連続で続いていた団体戦入賞を逃した悔しさを胸に、下級生主体の新チームで再起を期す3日間の戦いに挑んだ。

笑顔を見せる鈴村(経2)

 今大会は全8レースで争われた。初日は天候に恵まれ、絶好のコンディションのもと3レースを実施。団体戦は各大学から3名が出場し、その総合成績で競い合う形式で行われる。初陣を託されたのは、鈴村、佐藤、田中圭の2年生トリオ。全体的に風が弱く、粘り強いコントロールと持久力が求められる一日となった。
その中で存在感を放ったのが鈴村だ。上級生がひしめくレースでも臆することなく攻めの姿勢を貫き、第1レースで堂々の4位入賞。佐藤は40位、田中圭は48位でフィニッシュした。続く第2レースではやや順位を落としたものの、第3レースでは再び鈴村が躍動し、5位でゴール。安定した走りでチームをけん引した。初日終了時点で鈴村は個人総合5位。若き布陣が確かな手応えをつかみ、上位進出へ向けて好スタートを切った。

波に乗る田中圭(経2)

 2日目は強風が吹く中でのスタートとなったが、風向の大幅な変化によりレースは中断。コースを取り直し、川本、田中圭、鈴村が第5レースに出艇した。男女問わず戦うこの大学対抗戦では、メンズの選手が圧倒的に多くメンバー入りしている。体格差のあるライバルに囲まれた状況でも、川本は堂々のこぎで必死に食らいつき、43位で完走した。強風を得意とする田中圭は上位を狙ってこぎ出すも、順位は51位と満足のいかない結果に。「来年は絶対にリベンジしたい」とさらなる成長を誓った。初日に上位を連発した鈴村も和歌山の風に気を取られる。チームのポイントは150ポイントと振るわず、このレースがカットレースとなった。

フィニッシュする川本(経3)

 迎えた最終日。前日の強風は落ち着き、全4レースが実施された。5レースでは、佐藤が初日から順位を上げ、17位でフィニッシュ。「なかなか思うようにいかないと感じていたが、5レース目で前の方を走ることができ、希望が見えた」(佐藤)。と手応えをつかんだ。その勢いのまま上位進出を狙ったが、続くレースでは思うように順位を伸ばせず、悔しさの残る展開となる。
 注目を集めたのは第7レース。鈴村がスタート直後から果敢に飛び出し、レースをけん引。1上を6位、2上を10位で通過すると、最後まで粘り強い走りを見せ、8位でフィニッシュした。「一番前の景色を少し見ることができて、これからにつながる良い経験になった」(鈴村)。とレースを振り返り、確かな成長を感じさせた。最終レースでは、前レースで好順位を収めた鈴村を先頭に、佐藤、川本が続いてフィニッシュ。最後まで攻めの姿勢を貫いた。
 団体戦の総合結果は11位。目標の入賞にはあと一歩届かなかったものの、確かな存在感を示した。上級生主体で臨むチームが多い中、2年生3人が出場し「挑戦者」として挑んだ今大会。その中でつかんだ11位という結果は、今後への大きな可能性を感じさせるものとなった。成長の兆しをはっきりと示したインカレ団体戦。さらなる高みを目指し、彼らの挑戦は続く。(末松昌子、髙橋舞衣、須増朋花)

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