アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】勝利つかむも課題残す

交流戦

 5月5日に王子スタジアム(兵庫県)で交流戦対甲南大が行われた。昨年1部リーグ在籍相手にも怯むことなく、21-16で勝利。佐々木組が2連勝を果たし、次戦へ弾みをつけた。

パスを試みる佐々木

 同志社のレシーブで試合がスタート。第1Q序盤、相手チームのOF陣を攻略することができず、ランプレーを許してしまう。残り3分13秒のところで同志社の攻撃が始まるも、わずか1分ほどでインターセプトされ攻守交代となる。両者互角の戦いを繰り広げたものの、両チームとも得点0で第2Qへ。
 続く第2Qは、DF陣のタックルで相手チームのファーストダウンを阻み、攻撃権を奪う。開始約4分、#15佐々木(商4)から#16前倉(政策3)のロングパスが成功し、そのままTD(タッチダウン)。「佐々木さんが投げてくれることを信じて走り込んだら、ちょうどDBを超えたボールが自分の頭のところにきたのでそれを取っただけ」(前倉)。#38永田(経4)のキックも成功し先制点を獲得した。しかしわずか4分後、相手にTDを許してしまい同点に追いつかれる。残り3分6秒、同志社のOF陣が真骨頂を発揮。#26久場(法4)と#32内藤(文情3)がランプレーでファーストダウンを更新し、相手陣28ydまで攻め入る。残り19秒、#15佐々木がエンドゾーンにボールを押し込み、TDを決めた。「自分でTDを取りたいと言って、取ることができたので良かった」(佐々木)。一時は同点に追いつかれたものの、14-7で後半戦を迎えた。

TDを決めた前倉

 第3Q、後攻の甲南大が相手陣20yd付近から攻撃スタート。開始約1分、相手にロングパス、ランプレーを許してしまい自陣30ydまで迫られた。その後ロングパスが通りボールがエンドゾーンに入ったように見えるも、サイドラインを超えたため無効。流れを変えられず相手チームがフォースダウンで28ydのFG(フィールドゴール)を成功させ、14-10で点差を縮められた。残り7分44秒、#15佐々木から#86羽生(スポ2)のパスが成功し25ydゲイン。また、#26久場と#32内藤のランプレーで相手陣18ydまで攻め込んだ。そして#15佐々木から#16前倉のパスが通り、3度目のTDを獲得。相手に攻撃権が移るも、DF陣が奮闘を見せる。残り1分55秒、#91馬込(法2)のQBサックにより相手チームが7ydロス。続けて相手がパントキックしたボールを#8福泉(スポ4)がキャッチし、再び同志社の攻撃が再開。しかし、残り38秒のところでインターセプトを許し、相手チームのターンで第3Qが終了した。

好プレーを見せた福泉

 最終Qは残り4分12秒のところでTDを決められ、5点差に迫られる。OF陣が果敢に攻め入るも追加点をあげることができず試合終了。僅差のところまで詰められたものの、21-16で逃げ切り勝利をつかんだ。

 今週末に行われる定期戦は、関東の1部リーグに在籍している立大との対戦となる。「最後の最後まで均衡する試合にしてしまったことは良くなかったと思うので、次の試合は勝つだけではなく内容でも自分たちが納得のできる試合にしていきたい」(佐々木)。露呈した課題を修正し、次戦でも実力を見せつけろ。(文責:沼野涼音、撮影:藤田桃江)

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