アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】反撃及ばず2連敗

2025関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1

 9月6日にヤンマースタジアム長居(大阪府)で2025関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1、対関学大戦が行われた。強豪に対し、健闘するも7-45で敗北。今シーズン初勝利は持ち越しとなった。

 関学大のキックオフで始まった第1Q。QB#14仲田(商1)がルーキーながら落ち着いた立ち上がりを見せる。開始10秒、仲田から#80齊田(理工4)へのロングパスに成功し、25㍎を進めてファーストダウンを獲得。しかしその後は相手の堅い守りに阻まれパスが思うように通らない展開となり、#13樋口(商4)のパントで相手に攻撃権が移る。#95西(経4)のタックルが光るも、ランプレーとパスを織り交ぜた攻撃で攻められ、先制点を許した。さらに残り20秒、ゴール前からのランプレーでTD(タッチダウン)を許してしまい、第1Qは終了。0ー14で第2Qへ。

フィールドを駆ける齊田

 第2Qは自陣25㍎から攻撃を開始すると、仲田から#87脇田(スポ4)へのパスが成功し、13㍎ゲイン。しかし、続くパスは通らず、攻撃権を失う。第2Q開始3分20秒、#53武村(経3)のタックルで相手の前進を阻止し、同志社ディフェンス陣が堅守を披露した。相手のフォースダウンで蹴られたパントを齊田がキャッチすると、そのまま走り抜け、約40㍎前進。流れをつかむには至ったものの、得点には結びつかなかった。 第2Q残り3分、相手が攻勢を強めゴールまで迫る。エンドゾンまで残り約3㍎の地点で、#5竹島(政策4)を含むディフェンス陣が踏ん張り、相手の前進を阻止。残り2秒、関学大はFG(フィールドゴール)を選択し、最小失点でしのいだ。

TDを決めた脇田

 続く第3Q。後半開始9分4秒、相手のロングバスを通され、あっという間に追加点を奪われる。しかし、攻撃再開後に仲田から脇田へのパスが成功。同志社がついに主導権を握った。第3Q開始約6分、仲田から#81吉森(スポ3)へのパスが通り10㍎前進する。さらに#88三浦(商2)へのパスで大きくゲイン。#32内藤(文情4)のランプレーと仲田から#89小杉(社3)へのパスが通り、ゴールライン近くまで迫った。齊田のランプレーも決まり、エンドゾーンまでわずか11㍎。仲田から脇田へのTDパスが成功し、ついに初得点を挙げた。#10平野(理工3) のキックも合わせ、7ー24で最終Qへ。

ボールを持つ三浦

 点差を詰めたい同志社。しかし、第4Q開始1分30秒、瞬く間に追加点を献上。相手の流れを止められず、点差はさらに広がった。試合終了まで残り1分20秒、西がQBサックを決め、最後まで粘りを見せたものの、7ー45で試合を終えた。

 強豪の力に押し切られたワイルドローバー。「もう負けてしまったら全国大会に行けないという状況なので、しっかり準備して、勝てるように頑張っていきたい」(竹島)。次戦は2週間後の対関大戦。敗れれば夢の舞台への道は断たれる。勝利だけを見据え、背水の戦いへ。 (文責:宮本芽衣、シンウンス、撮影:益野瑛真)

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