アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】無念の入替戦出場決定

2025関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1

 10月25日にMKタクシーフィールド(大阪府)で2025関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1、対近大(KINDAI BIG BLUE)戦が行われた。前半で一時逆転に成功するも、後半でTDを2回許し7-21で敗北。入れ替え戦への出場が決定した。

 第1Qは#22山本(法4)のキックオフで始まった。開始3分半、近大がランプレーでファーストダウンを獲得。ディフェンス陣が健闘するも、先制のTD(タッチダウン)を奪われる。しかしその後のトライフォーポイントでキックを止めることに成功し、さらなる追加点を防ぐ。攻撃権が移った同志社は自陣22㍎から攻撃が始まった。#14仲田(商1)のQBランで6㍎前進したが、ファーストダウン更新することはできず、第1Qは終了。0-6で第2Qへ。

TDを決める三浦


 第2Qは相手のセカンドダウンが自陣40㍎からスタート。開始直後、#91馬込(法3)の堅い守りが光る。そして開始2分、自陣28㍎から同志社の攻撃が始まると、#17QB原田(生命3)から#13樋口(商4)へのパスが成功し、ファーストダウンを更新。さらに#32内藤(文情4)のランや#86羽入(スポ3)のパスからのランでゴール前10㍎まで迫る。しかし相手の堅いディフェンスで得点には至らなかった。それでも開始10分、仲田から#89小杉(社3)へのパスが成功し、ファーストダウンを更新。勢いに乗ってきた同志社が魅せた。続けて#88三浦(商2)へのロングパスが通り、約30㍎を独走しTD。さらにその後の#10平野(理工3)のキックで逆転に成功し、7-6でハーフタイムに突入した。

喜び合う選手たち


 相手のキックオフでスタートした第3Q。自陣32㍎から仲田を中心に攻め上げる。セカンドダウンでスクリーンパスから#86羽入(スポ3)へパスが通り、15㍎前進。そのままハーフエンドラインまで攻め込む。しかし、ここで痛恨のインターセプトを許し攻守交代する展開に。さらに直後の相手のシリーズでTDを与えてしまい、試合の流れが近大に傾き始めた。終盤は#44西村(経4)の嗅覚の冴えたタックルが光るも、相手のゲインを止めることができない展開が続く。7―12で勝負の行方は最後Qへ。

キックをする樋口


 相手のセカンドダウンがゴール前23㍎からスタートした最終Q。ランでテンポよくゲインを重ねられ、点差をさらに広げられる展開に。反撃したい同志社は開始3分に攻撃権が回ってきたものの、ファーストダウン更新をすることができない。その後中盤は近大ペースの苦しい時間が続いた。それでも、ゴール前12㍎から始まった相手の攻撃でディフェンス陣が粘りを見せる。追加点こそ献上したものの、FG(フィールドゴール)と最少失点に抑え込んだ。そして残り2分に、同志社の今試合最後となる攻撃ターンが回ってくる。しかし、セカンドダウンで相手にターンオーバーを起こされ無得点に終わった。その後は近大がニーダウンを繰り返し、ゲームオーバー。「後半アジャストしきれず、自分たちの弱いところを突かれてしまった」(竹島・主将・政策4)。7―21で敗北を喫した。

手を振る選手たち


 今季6敗目を喫し、無念の入替戦への出場が決まったワイルドローバー。2週間後に控えるのは、最終節の対甲南大戦だ。「詰めの甘さもそうですし、まだまだ気持ちも上げていかないといけない」(竹島)。負の連鎖を断ち切り、最終節で白星を挙げてリーグ戦初勝利をつかむことができるか。ここからの調整で立て直し、反転攻勢のきっかけをつかみ取れ。
(文責・益野瑛真、宮本芽衣、撮影・シンウンス、須増朋花)  

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