アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー女子】リーグ開幕戦で立命大に圧勝し結束力見せた

第59回関西学生アーチェリーリーグ戦

 4月7日、立命館大学柊野総合グラウンド(京都府)で女子第59回関西学生アーチェリーリーグ戦が開幕した。出場メンバーは竹澤(スポ4) 、中川(法4)、関根(スポ3)、福岡(スポ2)、鈴木(スポ2)。立命大と対戦し、合計点数1952-1703で初戦を勝利で飾った。

円陣を組む選手たち

 快晴の中、同志社の円陣の声が会場に響き渡った。リーグ戦では、50㍍ラウンドと30㍍ラウンドが続けて行われ、上位3名の合計点数で競う。同志社が先攻で始まった50㍍ラウンド。関根は1、2エンドの合計点数で55点と好スタートを切ったが、続く3、4エンドでは40点と大きく得点を落とした。しかし、次期女子リーダーの意地を見せた5エンド目。「40点は悔しかったが挽回できて良かった」(関根)。この日チーム初の30金を記録し、チームをさらに活気付けた。

狙いを定める関根

 「(関根)沙英に続こう」(竹澤)。毎エンド前にチームで円陣を組み、士気を高める同志社。6エンド目は鈴木が29点、7エンド目は関根が28点と着実に立命大との差を広げる。926-775で同志社が大きくリードして、12エンドが終了。「今まで先輩方に支えてもらった分、私もチームを支えたい」(鈴木)。鈴木が318点とチームトップの成績で試合を折り返した。

懸命に声援を送る

 コーチを務める竹中(生命4) の言葉に鼓舞された選手たちは、さらに30㍍ラウンドで勢いに乗る。2エンド目、中川が30金を叩き出すと、続いて関根も3エンド目で30点をマーク。「射型の不安がなくなるまで練習した」(関根)。その後も安定した行射で50点台後半を記録する。

安堵の表情の鈴木

   最後のエンドで鈴木が会場を沸かせた。11エンド、12エンドの6射全てを10点に入れる60金を達成し、完璧な行射を披露。「30㍍ラウンドでは自分の力を出せた」(鈴木)と満面の笑みを見せた。30㍍ラウンドで上位3名の合計点数1026点を獲得した同志社は、最終結果1952-1703で立命大に勝利を果たした。「チームの目標点数1950点を越えることが出来て良かった」(竹澤)。冬のインドアで蓄えた個人の力を存分に発揮し、チームの結束力を見せた。次の相手は京大。リーグ戦優勝に向けて、着実に勝利を掴み取れ。(岡本和香)

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