アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】2連勝飾るも課題残った

4月10日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ第2戦が行われた。白川(商4)、関根(スポ1)、中川(法2)、瀧川(スポ2)、武内(スポ3) がスターティングメンバーとして出場。50㍍ラウンドの7エンド目で白川と交代し竹澤(スポ2)が入る。1880-1701(上位3名の合計)で立命館に勝利し、2連勝を飾った。

ミーティング中の選手たち

主力メンバーである上原(スポ3)と竹中(生命2)がいない中行われた今試合。「2人の分まで頑張らないといけない」(中川)。選手たちからは強い意気込みが感じられた。

強い日差しが降りそそぐ中、開始した50㍍ラウンド。1射目、全員が9点以上を出し好調なスタートを切る。しかし3射目で白川が1点を出し、合計点数はわずか14点。続く2エンド目では中川が大きく外しMを、4エンド目では瀧川が1点を出した。連続する低得点に不穏な空気が流れた。

行射中の白川

悔しい表情を見せる瀧川

そして7エンド目、白川に変わって竹澤が入ることに。「よっしゃやったろっていう強めの気持ちで挑んだ」(竹澤)。交代してすぐの1射目。緊張感のある中、9点を出し、順調な滑り出しを見せた。

ガッツポーズをする竹澤

各々不安定な場面があった中で、高得点を取り続けた選手がいた。それは1年の関根だ。入部して初のリーグ戦にもかかわらず、50㍍ラウンドの合計点数チーム内1位をつかみ取る。終始、安定感ある姿を見せチームに貢献した。

高得点を取り喜ぶ関根

全体的には少し暗い雰囲気のまま進んだ50㍍ラウンド。上位3位の合計は前回を下回る点数であったものの、同志社がリードし879-784で折り返した。

気持ちを入れ替えて挑みたい30㍍ラウンド。1エンド目で全員が27点以上を出し、選手の表情には笑顔が見られた。特に調子を取り戻したのは瀧川だ。「50㍍で外したから30㍍では当てないといけない。当たって当たり前。」(瀧川)。自身に強いプレッシャーをかけ、高得点を維持した。

エイミング中の瀧川

その後点数にバラつきはあったものの、皆でカバーし合い、1880-1701で立命館に勝利を収めた。

各自課題点が見られた今試合。「チームの空気が下がっていた」(白川)。「気持ちがのっていたらもっといけていた」(瀧川)。課題点の中で特に浮き彫りになったのは精神的な面であった。アーチェリーは技術面だけでなく、精神面が結果に大きく影響を与える競技だ。だからこそ、気持ちの面での持っていきようが重要な鍵となる。

来週は春季リーグ折り返しとなる第3戦。「気持ち新たにみんなで頑張っていきたい」(武内)。技術面、精神面共に高め、チーム一丸となって次戦に挑む。

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