アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】結束力高め、3連勝飾る

4月17日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ第3戦が行われた。出場メンバーは上原(スポ3)、中川(法2)、竹澤(スポ2)、関根(スポ1)、武内(スポ3) 。1955-1826(上位3名の合計)で関学大に勝利し、リーグ開幕3連勝を飾った。

シューティングラインに並ぶ選手たち

第2戦には出場していなかった上原も交えての今試合。「先週は雰囲気が暗かったから、今日はいい雰囲気で最後まで頑張ろう」(白川・商3)。選手たちからは笑顔が多く見られ、明るく和やかな雰囲気で試合が開始した。

前半、抜群の安定感と圧倒的な実力を見せたのが上原だ。ほぼ全てのエンドで10点を出し、X数はメンバー最多の5個。11.12エンド目の合計点数は57点をたたき出した。更に点数面だけではなく、毎エンドごとに選手らを鼓舞する声掛けをし、チームを牽引した。

フォロースルー中の上原

一方、今回初のスタメンとして出場を果たした竹澤。1エンド目、大きく外し僅か9点。今まで出したことないほどの低い点数に表情が歪んだ。しかし、周りの声掛けもあって徐々に点数が回復。11エンド目では26点を出し、何とか持ちこたえた。「最後まで打ちきれたのは自分がやりたいことを意識してと言ってもらえたから」(竹澤)。後ろで見守っていた応援メンバーの声はしっかりと竹澤に届いていた。

応援するメンバーたち

選手と応援する者、皆が一体となり試合が進んでいった50㍍。結果、前回より50点を上回る点数を出した同志社が933-862(上位3名)でリードし折り返した。

より高得点が求められる30㍍。1射目、ほぼ全員が10点でスタートする。また、1エンド目にして上原が30金を獲得。チームの士気は大きく高まった。その後も誰一人として大きく外すことなく、安定した得点を出し続ける。

更に8エンド目、上原と武内の3年ペアが30金を取り、試合会場は盛り上がりを見せた。9エンド目、勢いそのまま全員が高得点を叩き出す。誰かが作り出した波に皆が乗る。培ってきた強固な結束力で互いを高め合い、全体としてより良い方向へと導くことが出来た。

喜びをあらわにする上原

ガッツポーズを見せる武内

「点数が良くても悪くてもお互い声掛けあってみんなで頑張った」(武内)。各々点数のバラつきはあれど、終始いい雰囲気のまま試合が進み、関学大に1955-1826で勝利をつかみ取った。

リーグ戦はいよいよ終盤に差しかかる。全員で更なる高得点を獲得すべく、団結力を高め、次戦に挑む。関西リーグ優勝までの道のりは目前だ。

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