アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】スコア伸び悩むも3連勝!

女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦

 4月20日、同志社大学京田辺洋弓場(京都府)で女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦の第3戦が行われた。出場メンバーは関根(スポ4)、福岡(スポ3)、河合(理工3)、井口(スポ3)、江口(商2)。合計点数1882-1682で神戸大に打ち勝った。

的を狙う河合

 前戦と異なり、澄んだ空の下始まったアーチェリー部女子の第3章。「自分の技術を信じて射ち切る」(関根)とチームメイトに共有し意気込んで臨んだ。今回は主戦力の鈴木(スポ3)、林(スポ2)が世界ユース選手権大会最終選考会に参加し欠員。先週から綿密なミーティングのもと対神戸大戦に挑む。

矢を放つ福岡

 女子は50㍍ラウンド、30㍍ラウンドでそれぞれ3射を12回繰り返し、5名中上位3名の点数で競い合う。「3月の練習試合から作り上げてきた女子チームで、しっかりコミュニケーションを取りながら挑んだ」(江口)。今リーグ戦やインカレなどで常に共闘してきた林の思いを胸に、2回生で唯一のスターティングメンバーに抜擢。「点数面でチームを引っ張っていけるように」(江口)。50点以上の点数を多く記録し、チーム2位の成績を残した。

 「欠員がいる中でどれだけいつも通り打てるかわからなかったので、緊張した状況でもしっかり射とう」(関根)。念頭に置きその日1位の成績を残し、チームメイトをけん引。先週の試合では、調子が上がり切らず悔しい思いを残した。払拭するように強く弓を引き、自分自身の記録を押し上げる。そして新しくメンバーに追加された井口、河合。強い風に翻弄されながらも着実に点数を獲得する。「一本一本を丁寧に打つように心がけた」(井口)。自らの行射に注力しながらも活気づくチームの雰囲気作りにも貢献した。福岡は安定した実力で全試合出場している。前試合と比べ点数を落とすが、最後まで自身を信じ射通し続けた。

エイミング中の江口

 30㍍ラウンドでは関根がこの試合初の30金を獲得。「少しでも高い点数や、30金を出してチームを盛り上げようと意識していた」(関根)。脅威の集中力で10点を射通した。
 各々の役割を果たしながら勝利を収めたアーチェリー部女子。しかし同志社の点数は前試合と比較し大幅に激減。課題も見つかった。次は対関大戦。世界ユース選手権大会出場を決めた鈴木、林が合流し再び同志社ムードを立ち上げる。最後のアウェー戦で安定感あるプレーを見せつけろ。(青山由菜)

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