5月1日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ第5戦が行われた。出場メンバーは白川(商4)、関根(スポ1)、上原(スポ3)、中川(法2)、武内(スポ3) 。1986-1925(上位3名の合計)で甲女大に勝利し、優勝決定戦へと駒を進めた。
行射中の選手たち
同志社と同じく、リーグ戦4勝0敗の甲女大との首位争い。優勝決定戦に向けて抑えておきたい一戦であった。
50㍍ラウンド1.2エンド目に上原と武内が55点以上を出し、幸先いいスタートを切る。続く3エンド目で武内が30金を出し、3.4エンドの合計は57点。今回も安定感あるプレーを見せ、チームを力強く牽引した。
50㍍ラウンドでの点数の伸び悩みが課題点として挙げられていた今リーグ。しかし今試合では序盤からギアをあげ、50㍍ラウンドではリーグ最高得点となる955点を叩き出す。更に、個人としても関根が322点をあげ、自己ベストを更新した。会場の熱気は最高潮に達したまま、後半戦へと進んだ。
リリースをする関根
更に勢いを増したい30㍍ラウンド。1エンド目、全員が27点以上の高得点を出し、好調な出だしを見せる。そのまま迎えた3エンド目。関根、上原、武内の3人が揃って30金を出し、会場で歓声が沸き起こった。その後もほとんど途切れることなく30金が出続け、皆が高得点を維持する。さらに最終エンド、またしても関根、上原、武内が30金を出し、最高の締めくくりを見せた。1986-1925で甲女大との大一番制し、優勝決定戦へと進んだ。
トータルで自己新をとった中川
ピースをする部員一同
「今までよりももっと強い相手になる」(関根)。優勝決定戦で待ち構えているのは関西屈指の強豪校、近大だ。関西リーグ優勝の夢を叶えるべく、これまで着々と力をつけ、強豪校に打ち勝つ準備をしてきた。いざ関西王者へ。チーム一丸となり、最後まで突き進め。(西村早智)